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覚園寺

かくおんじ

覚園寺

(金沢街道)

写真撮影不可の境内には鎌倉屈指の仏像が安置

覚園寺の愛染堂から先は写真撮影ができず、寺僧による拝観案内に参加しないと入ることはできない。本堂である薬師堂には、国の重要文化財である木造薬師堂如来像をはじめ、その左右に日光・月光菩薩、さらに周りには等身大の十二神将がずらりと並び、その様はまさに壮観。 その他にも貴重な文化財が豊富にあるため、拝観案内のタイミングを見計らって訪れたい。

鎌倉時代の風情が色濃く残る静寂の古寺

もともとは鎌倉幕府第二代執権・北条義時が建てた薬師堂が始まりで、再び元寇が起きないことを祈願する場所として1296年に覚園寺として改められた。それ以後は、足利尊氏をはじめ、その時々の為政者による手厚い保護を受けて守られてきた。多くの寺が時代によって変化していく中、覚園寺は今も鎌倉時代の風情を残す古寺として静寂に包まれている。

覚園寺の主な見所

Ryosuke Ya…

覚園寺の愛染堂

愛染堂

本尊の木造愛染明王坐像が安置されているお堂

覚園寺の入口正面にあり、1905年に廃寺となった大楽寺の本堂を移築。堂内中央に本尊の木造愛染明王坐像のほか、右に鉄造不動明王坐像、左に木造阿閃如来坐像があり、堂の外から拝観できる。木造阿閃如来坐像は鎌倉十三仏の一つ。紅葉の季節は周囲に色づく真っ赤なカエデが美しい。

覚園寺の季節の花の見頃

11月下旬~12月上旬

覚園寺の紅葉

紅葉

カエデやイチョウを中心に、美しい赤や黄色の葉が境内を包み込む。特に愛染堂を覆う真っ赤なカエデは見ごたえ抜群で、紅葉の名所とされている。

季節の花リンク

鎌倉の紅葉 > 金沢街道の紅葉

覚園寺のピックアップポイント

百八やぐら群

あらゆる形式ものがそろう、大規模やぐら群

覚園寺の近くには、鎌倉でも最大規模のやぐら群が存在する。やぐらとは山肌をくり抜いた横穴式の墓のことで、主に鎌倉時代につくられたものである。「百八」とは「数多くの」という意味で実際の数は200以上ともいわれ、一般的なものから珍しい様式のものまで、あらゆる形式のやぐらがあるといわれている。
ここから天園ハイキングコースに入ることができる。

覚園寺の百八やぐら群

覚園寺の基本情報

アクセスJR横須賀線「鎌倉駅」東口から京浜急行バス「鎌20・鎌倉宮(大塔宮)」行き乗車約8分、終点「大塔宮」下車徒歩12分。
住所〒248-0002 神奈川県鎌倉市二階堂421
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電話番号非掲載
定休日▼ 雨天、荒天時、8月、12月20日~1月8日
拝観時間10:00~15:00
※10:00から1時間ごとに寺僧による案内がある(平日は12時は除く)
※案内時間は約1時間
拝観料大人500円、小人200円
※拝観案内の参加料
所要時間(目安)1時間程度
クレジットカード
駐車場あり(無料)
ホームページ覚園寺(Wikipedia)
備考境内撮影不可

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