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宝鏡寺

ほうきょうじ

宝鏡寺

(西陣)

室町時代の雅な世界が甦る人形の寺

宝鏡寺は、応安年間に創建された臨済宗系の単立寺院。京都御所に祀られていた聖観世音菩薩像を、華林宮惠厳が建福尼寺へ移し、宝鏡寺と改称して開かれた。1644年に久巌理昌が入寺したことで皇室との縁が強まり、以後歴代皇女が住持を勤める尼門跡寺院となった。境内には、歴代天皇から皇女たちへ向けて度々贈られてきた御所人形を多数蔵していることから「人形の寺」として知られる。通常非公開だが、春と秋の人形展のみ拝観が可能で、毎回変わるテーマに沿って美しい御所人形や、歴史あるひな人形などが飾られる。

宝鏡寺の主な見所

西陣に住んでます

宝鏡寺の人形塚

人形塚

人形たちの供養のための塚

1959年に京人形商工業協同組合が、京人形の本格的なアピールと共に、人形や人形制作に一生を捧げた人たちの供養塔として建立した塚。塚の中央には吉川観方によって手に宝鏡を持った御所人形が彫られている。また、武者小路実篤による「人形よ誰がつくりしか 誰に愛されしか知らねども 愛された事実こそ汝が成仏の誠なれ」という詩が刻まれている。

宝鏡寺の季節の花の見頃

11月下旬~12月上旬

宝鏡寺の紅葉

紅葉

名木と名高いイロハモミジ「一木百樹」が鮮やかに色づき、人形塚や鶴亀の庭を美しく彩る。境内だけでなく塀の外からもその色付きが楽しめる。

Photo by 3+4=7 - fo…

宝鏡寺のピックアップポイント

人形のお守り

珍しい人形専用の御守り

古くから人の身替わりとなって厄難を祓い、心を癒しなぐさめてくれる人形たちのために作られた御守り。人形が手に持てるよう3cmほどのサイズになっている。

授与料:800円

宝鏡寺の人形のお守り

春の人形展・秋の人形展

普段は公開されない貴重な人形の数々

年に2回行われる特別拝観で、宮中から贈られた気品溢れる人形をはじめ、毎回変わるテーマに沿った様々な人形を展示している。秋には、和宮が幼い頃に遊んだと伝わる「鶴亀の庭」の紅葉が見事。

【春の人形展】3月1日~4月3日
※3月1日はひなまつり(要予約)が開催される。
【秋の人形展】11月1日~11月30日

ひなまつり

華やかに飾られた人形の数々

毎年春の人形展のオープニングイベントとして華やかに行われる祭り。本堂にひな祭りにまつわる様々な場面が人形で再現されるほか、島原太夫の舞の奉納なども行われる。参加は事前申し込み制で、先着順に100名程度の募集となっている。

日程:3月1日 11:00~11:30
※参加には電話にて事前申込が必要。

人形供養祭

人形たちへの1年間の総供養

当日に持ち込まれた人形を並べ、年に一度の総供養の日として行われる法要。一般参拝者も焼香に参加できるほか、島原太夫の奉納舞なども行われる。

日程:10月14日 10:30~11:30頃まで
詳細:公式HP

宝鏡寺の基本情報

アクセス京都市営地下鉄烏丸線「鞍馬口駅」から徒歩12分。
京都駅から市バス「9系統」乗車約27分、「堀川寺ノ内」下車徒歩1分。
住所〒602-0072 京都府京都市上京区百々町547
地図 大きな地図を見る  周辺のスポットを探す
電話番号075-451-1550
定休日▼ 春・秋の人形展や法要以外は拝観不可(朱印や通常の人形供養は常時受付)
拝観時間10:00~16:00(最終受付15:30、3月1日のみ12:00~)
拝観料大人600円、小・中学生300円
所要時間(目安)30分程度
クレジットカード
駐車場あり(2台 ※無料)
ホームページ宝鏡寺公式HP
宝鏡寺(Wikipedia)
備考

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