じょうこうみょうじ
浄光明寺
(鎌倉駅西口)
鎌倉時代の雰囲気を残す国指定の史跡
1251年に創建された浄光明寺は、中世寺院として保存状態が良いことから国の史跡に指定されており、貴重な名仏や遺跡が残されている。特に収蔵庫に安置されている阿弥陀三尊像は、国の指定重要文化財で鎌倉彫刻の傑作と名高い。また、ハギの名所としても知られ、秋になるとヒガンバナと共に境内に彩りを添える。
北条氏や足利氏にゆかりが深い寺
浄光明寺は、北条長時によって創建されたと伝わる寺院。1335年には足利尊氏が後醍醐天皇に対して挙兵する直前に、天皇への謀反の意思がないことを示すためにここ浄光明寺に謹慎していたと伝わっている。