らいこうじ
来迎寺
(大町・材木座)
源頼朝が創建した三浦義明の菩提寺
来迎寺は、1194年に源頼朝が創建した真言宗の能蔵寺が前身。三浦義明は、頼朝の挙兵に一族を挙げて加勢し、平家との戦いで討ち死にした武将。その後、開山となる音阿が時宗に帰依たため、1335年に改宗して来迎寺となった。本堂には運慶作で義明の守り本尊だったと伝わる本尊の阿弥陀三尊や、祈願すると知恵のある子供が育つと言われる「子育て観音」などが安置されている。また、境内には三浦義明を始めとする一族の墓が建てられている。
◆◆Attention◆◆
・鎌倉には同名の来迎寺がもう一つあるため注意
・名物だったミモザの大木は、2010年12月の竜巻被害等の影響で伐採されている