Photo by Eckhard Pecher - Wikimedi…
鎌倉を象徴する鎌倉唯一の国宝仏
像高11.39m(台座を含めると13.35m)で、重量約121tの巨大な仏像。正式名称は銅造阿弥陀如来坐像。大仏の草創については謎が多く、誰が何のために造ったかは不明。現在の青銅製の大仏は1252年に鋳造が始まった2代目で、大仏殿に安置されていたが、15世紀の大津波で崩壊して露座になった。現在も大仏の周りには大仏殿の礎石が残されている。初代は木造で1243年に造られたが台風で倒壊した。
大仏の周囲に点在する56個の巨大な石
かつて大仏を安置するためにこの場所に建立された大仏殿の礎石。史料や発掘調査などから、大仏殿は高さ40mを超える巨大な建築物だったと考えられている。災害によって幾度も倒壊し、その都度再建されたが、1495年(または1498年)の大地震による津波で崩壊して以降は再建されていない。
戦後復興の願いが込められた草履
大仏に向かって右側の回廊に掛けられている巨大な藁の草履。片足長さ1.8m、幅0.9m、重量45kgにも及ぶ。戦後間もない1951年に『万民の幸せのため、大仏様にこの藁草履を履いて日本中を行脚してもらおう』と願う、茨城県の子供達によってつくられたのが始まり。以降3年ごとに、茨城県の子供会によって寄進が続けられている。
Photo by Fotodave42…
高度な技法を駆使して鋳造された大仏
大仏の内部は空洞になっており、大仏の右側の受付から胎内を拝観することができる。内部では30回以上に分けて行われた鋳造の継ぎ目や、頭部周辺の幾重にも補強された様子などを見ることができる。
拝観時間:8:00~16:30
拝観料金:20円
アクセス | 江ノ島電鉄「長谷駅」から徒歩7分 |
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住所 | 〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷4-2-28 |
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電話番号 | 0467-22-0703 |
定休日▼ | 無休 |
拝観時間 | 【4月~9月】8:00~17:30
【10月~3月】8:00~17:00 ※大仏胎内の拝観時間は8:00~16:30 |
拝観料 | 大人200円、小学生以下150円
※大仏胎内の拝観料は別途20円 |
所要時間(目安) | 30分程度 |
クレジットカード | |
駐車場 | なし |
ホームページ | 高徳院(鎌倉大仏)公式HP 高徳院(鎌倉大仏)(Wikipedia) |
備考 |
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