鎌倉の紅葉

(11月中旬~12月下旬)

古都鎌倉を秋色に染め上げる

気温が下がり晩秋を迎えると、鎌倉は燃えるような紅葉に包まれる。例年11月中旬ごろから色づき始め、ピークは12月。温暖な気候の鎌倉は紅葉が比較的遅く、瑞泉寺妙本寺のように12月下旬まで楽しめるスポットもある。紅葉の名所は、北鎌倉金沢街道鎌倉駅西口の源氏山周辺に多く、山に囲まれている鎌倉はハイキングコースも紅葉の名所となっている。鶴岡八幡宮の大イチョウは2010年の強風で倒壊したが、荏柄天神社で鎌倉市の天然記念物に指定されている見事なイチョウを見ることができる。

円覚寺

円覚寺

(11月下旬~12月上旬)

北鎌倉エリア

境内の至る所で木々が色づき、海から離れた場所にあるため潮風の影響が少なく、深みのある美しい紅葉が見られる。

明月院

明月院

(11月下旬~12月上旬)

北鎌倉エリア

境内の木々が赤や黄色に色づき、本堂の丸窓越しに見る景色は一際風情がある。最盛期には、本堂裏の後庭園も公開される。

長谷寺

長谷寺

(11月下旬~12月中旬)

長谷エリア

ケヤキ・イチョウ・カエデの異なる色合いが境内を彩る。11月下旬からは池の周囲を中心としたライトアップが行われ、昼間とは違った幻想的な雰囲気を楽しめる。

建長寺

建長寺

(11月下旬~12月上旬)

北鎌倉エリア

境内奥の半僧坊の参道や石段で美しい紅葉や黄葉を楽しめる。石段上の半僧坊大権現社からは、晴れた日には富士山と紅葉した山々が望める。

瑞泉寺

瑞泉寺

(12月上旬~12月下旬)

金沢街道エリア

紅葉する木々が多い谷に位置しており、境内を含めた一帯が見事に色づく。鎌倉の中でも最も遅く紅葉が始まり、年によっては12月下旬頃まで楽しめる。

鎌倉の紅葉の地図

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