冬の季節情報
防寒対策はしっかりと
1年で最も冷え込む1月の平均気温は4℃。冠雪することは少ないが、路面凍結には注意が必要。コート・マフラー・手袋などで寒さ対策は万全に。
1・2月は最も静かなシーズン
正月は箱根神社周辺が混雑するものの、比較的落ち着く季節。寒さは厳しいが、その分空気が澄み美しい富士山を望める。また、温泉もゆっくりと楽しめる。
仙石原 / 12月1日~12月25日
約75,000粒のクリスタル・ガラスでつくられたクリスマスツリーが庭園を幻想的な光で彩る。夕暮れにはキャンドルも灯されより幻想的に。
元箱根 / 5月上旬~5月中旬
約45,000坪の広大な庭園に、全国から集めた約30種・3,000株のツツジが咲き誇る。庭園は高台にあるため眺望も良く、富士山や芦ノ湖が望めるのも魅力。また、例年5月になると同時期に咲くしゃくなげと併せて「つつじ・しゃくなげフェア」を開催している。
Photo By 小田急 山のホテル
春の季節情報
箱根の春はまだまだ寒い
標高の高い箱根は4月でも平均気温が9.3℃ほど。特に3、4月の朝晩は冷え込むので羽織るものやストールなどがあると便利。
GWを中心に混雑
箱根湯本~強羅 / 6月中旬~7月中旬
沿線には約1万株のアジサイが植えられ、標高の低いところから花を咲かせていく。シーズン中は「あじさい電車」の愛称で親しまれ、夜にはライトアップされて幻想的な雰囲気が楽しめる。夜間限定・全席指定の特別列車「夜のあじさい号」も運行している。
Photo By 箱根登山電車
夏の季節情報
7月でも朝晩は肌寒い
7月の平均気温は23℃と東京の5月並のため、朝晩は長袖や上着があると安心。また、箱根は高地のため日焼け対策を忘れずに。梅雨明けは例年7月上旬~中旬頃。
ハイシーズンは早めの行動を
夏休みの8月は祭りなども多く、一年で最も賑わうハイシーズン。宿の予約や、ランチ、観光も早めの行動がおすすめ。
芦ノ湖 / 7月31日~8月上旬
芦ノ湖の守り神である九頭龍を奉る「湖水祭」を皮切りに、連日様々な祭事が行われる。芦ノ湖畔には花火が打ち上がり、元箱根沿いには夜店も並ぶ。
仙石原 / 10月中旬~11月中旬
台ヶ岳の裾野に広がる約18万㎡のススキの群生地。草原には約500mの遊歩道が整備され、ススキと箱根連山が織りなす絶景を間近で望むことができる。夕方には夕日が辺り一面を黄金色に染め、幻想的な風景を楽しめる。
秋の季節情報
気温の変化に対応しすい服装を
9月の昼間は残暑が厳しいが、10月になると平均気温は14.5℃となり一気に秋めいてくる。11月の明け方は0℃近くまで冷え込むことも。標高によって気温も異なるので、変化にも対応しやすい重ね着がおすすめ。
夏休みに次ぐハイシーズン
ススキや紅葉が見ごろを迎える10月下旬から11月は多くの観光客で賑わう。特に仙石原は渋滞も激しいので余裕をもった行動を。
箱根湯本 / 11月3日
江戸時代の参勤交代を再現した伝統行事。約170名の大名行列に地元芸妓の手踊りや音楽隊などが加わり、総勢400名が旧東海道や温泉街を約6kmに渡って練り歩く。
強羅 / 11月中旬~11月下旬
苔に覆われた自然豊かな庭園では、200本の紅葉と苔の緑の鮮やかなコントラストが楽しめる。また、庭園内の茶室ではお茶を飲みながら紅葉を眺めることができる。