おおわくだに
大涌谷
(大涌谷)
荒涼とした風景が広がる箱根一の名所
大涌谷は、約3000年前の箱根火山の水蒸気爆発で誕生した火口跡。現在も活発な火山活動が続き、辺り一帯は硫黄の臭気が立ち込め、岩肌からは火山ガスが噴き出している。一番の見所は噴煙地である閻魔台。大涌谷駅から駐車場を抜けると閻魔台へと続く自然研究路の入り口があり、緩やかな上り坂を15分ほど歩くと到着する。ここでは大湧谷名物「黒たまご」を作っており、できたてが味わえる。
かつては「地獄谷」と呼ばれたパワースポット
大湧谷はその荒涼とした姿から「地獄谷」と呼ばれていたが、1873年に明治天皇が訪れる際に「地獄では不吉で恐れ多い」という理由で大湧谷に改められた。パワースポットとしても有名で、湧き上がる地球のエネルギーをダイレクトに感じることができる。また、箱根有数の富士山の絶景ポイントでもある。
◆◆Attention◆◆
2019年10月7日に噴火警戒レベルが1に引き下げられたが、現在も立ち入り不可。また、自然研究路や大涌谷・湖尻自然探勝歩道、大涌谷周辺のハイキングコースも立ち入り不可。