ひろしや
廣志屋
(元箱根)
神奈川県の銘菓に指定されている名物饅頭
廣志屋は1921年創業の土産物店兼食事処。昭和の懐かしさが残る店内からは芦ノ湖が望め、連日観光客やツーリング客で賑わいを見せている。芦ノ湖産の新鮮なわかさぎを使った「公魚フライ定食」(1,550円)や箱根山麓豚を使った「勝つ丼」(1,150円)は、昔ながらの味わいとボリュームでリピーターも多い。名物の「五郎稚児まんじゅう」(10個1,000円)は、大正時代に箱根神社の境内に出店していた際、箱根に縁のある曽我兄弟にちなんで考案された歴史を感じさせる手作り饅頭。もろみが入った薄皮の中に北海道産の小豆を使ったこしあんをつめた饅頭は、優しい甘さと少しモチッとした食感がクセになる。神奈川県の指定銘菓でもあり、お土産としても人気。店内では、饅頭と抹茶のセット(500円)なども味わえる。