きんときじんじゃ
公時神社
(仙石原)
子どもや健康の神様が祀られる神社
公時神社は、金時山の麓にある坂田金時を祭神として祀る神社。坂田金時は童謡で有名な「金太郎」のモデルとなった平安時代の武将で、強健で武勇に優れた人物像から、子どもや健康の神様として親しまれている。境内の脇には金時山への登山道があり、まさかりが置かれた「金時神社奥の院」や、金太郎が母親と一緒に暮らしていたとされる「宿り石」などを見ることができる。
金太郎伝説のモデルとなった武将
金太郎とは、祭神である坂田金時の幼名のこと。金時山で幼少期を過ごしたといわれる金時は、21歳の時に源頼光に仕え、酒呑童子という鬼を退治した。その活躍は、江戸時代の浄瑠璃や歌舞伎を通じ「怪力童子」というイメージで民衆に広まり、1900年には金時をモデルとした童謡「金太郎」が誕生した。