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さすけいなりじんじゃ
（鎌倉駅西口）
佐助稲荷神社は、源頼朝に助言をしたと伝わる祭神・稲荷神を祀る神社。稲荷神の助言を聞き入れて鎌倉幕府の征夷大将軍にまで上り詰めた頼朝にあやかり、仕事運や出世運の御利益を授かれることで知られている。また、男女の良縁を願って造られた十一面観世音菩薩像や、稲荷神の御神徳を授かれるパワースポット・霊狐泉などもある。
佐助稲荷神社は、鎌倉時代に源頼朝の命で建てられたと伝わる。伝承によると『伊豆に流されていた頼朝に「隠れ里の稲荷」と名乗る神が挙兵を促し、頼朝は平家討伐を果たした。その後隠れ里と呼ばれるこの地に祠を見つけ、稲荷神への御礼に社を再建した』と言われている。社名の「佐助」には諸説あるが、兵衛佐の位にあった頼朝は「佐殿」と呼ばれており、稲荷神が「佐殿を助けた」ことからついたという説が有力視されている。
◆◆Attention◆◆
葛原岡・大仏ハイキングコースへと続く道があるが、足場が悪くなるので動きやすい服装で訪れるのが望ましい。
尼が彫った恋愛成就をもたらす
佐助稲荷神社下社に安置されている像で、江戸時代に足柄郡の尼寺からこの地へ移されたと伝わる。この像は、良縁に恵まれず諦めて出家した美しい姫・赤松幸運が、「若い男女に良縁が授かるように」と祈りを込めて彫ったもので、恋愛成就の御利益を授かれるといわれている。
通常非公開だが、毎年5月18日のみ開帳される。
様々な御利益を授ける神を拝する
本殿に祀られている宇迦之御魂命、大己貴命、佐田彦命、大宮女命、事代主命を拝むための社。主祭神の宇迦之御魂命は「お稲荷さん」の名で有名な稲荷神のことで、源頼朝に挙兵を勧めて出世に貢献したことから、仕事運や出世運、他にも五穀豊穣や商売繁盛、家内安全などの御利益を授ける。
古くから多くの信仰を集めた証
境内の至る所に置かれているキツネの像は、祭神である稲荷神の眷属。中には苔の生えた物や欠けた物も多く、古くから人々の信仰を集めていたことがわかる。陶器のキツネの像は、1,500～3,000円で誰でも奉納することが可能。
政子と頼朝の恋にもあやかれる
拝殿の更に奥にある祭神を祀る社。鎌倉には『源頼朝と恋仲だった北条政子が、山木兼隆のところへ輿入れさせられそうになった時、山を一つ越えて頼朝の元へと走った』という逸話があり、これにあやかって、この社では恋愛成就の御利益も授かれるといわれている。
御神水の湧き出るパワースポット
麓の田畑を潤す貴重な水源として利用されていた泉。古くから稲荷神の霊験あらたかな「霊狐の神水」と呼ばれており、この水を各家庭の神棚に供えて御神徳を頂いていた。銭洗弁財天宇賀福神社の霊水と水源が同じとも言われている。現在でも霊狐泉では水が湧き出しており、持ち帰りが可能。
| アクセス | JR横須賀線「鎌倉駅」西口から徒歩20分 |
|---|---|
| 住所 | 〒248-0017 神奈川県鎌倉市佐助2-22-10 |
| 地図 | 大きな地図を見る 周辺のスポットを探す |
| 電話番号 | 0467-22-4711 |
| 定休日▼ | 無休 |
| 拝観時間 | 拝観自由（授与所は10:00～17:00） |
| 拝観料 | 無料 |
| 所要時間（目安） | 10分程度 |
| クレジットカード | |
| 駐車場 | なし |
| ホームページ | |
| 備考 |
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