じゅふくじ
寿福寺
(鎌倉駅西口)
国の史跡として指定されている趣のある境内
寿福寺は、1200年に北条政子の夫である源頼朝を弔うために明菴栄西を開山として創建した、鎌倉五山の第三位の寺。木々や苔が美しい境内は、1966年に史跡として国の文化財に登録されている。特別拝観日のみ入ることができる仏殿内には、貴重な釈迦如来坐像などが祀られており、これらは鎌倉三十三観音霊場巡りの第24番、鎌倉二十四地蔵巡りの第18番に指定されているため、巡礼で訪れる人も多い。境内奥の広大な墓地には、北条政子とその息子である源実朝の五輪塔、高浜虚子や大佛次郎の墓があることでも知られている。
◆◆Attention◆◆
仏殿は、お正月やゴールデンウィークなどの特別拝観日以外は見ることが出来ず、期間や拝観時間などは事前の確認が必要となる。