くずはらおかじんじゃ
葛原岡神社
(鎌倉駅西口)
良縁を求める人が多く訪れる神社
葛原岡神社は、後醍醐天皇の忠臣・日野俊基を祀る神社。俊基が幼い頃から学問の道に優れていたことや、建武の中興への道を開いたことから、学問や開運のご利益があると言われている。その他にも、縁結び石やハート型の絵馬、鎌倉の海岸で採れるサクラ貝を使ったお守りなどには、良縁に恵まれるというご利益があるため若い女性が多く訪れている。また、厄を払い幸福を勝ちとるというパワースポット「魔去ル石」や、晴れた日には富士山が見えるビューポイントなどもあり、見所が満載。
非業の死から500年以上経って創建された社
日野俊基は、後醍醐天皇の側近として倒幕計画を先導し、武士を組織した人物。幕府に計画を察知され、1度は処罰を免れるが、元弘の乱で再び捕らえられ、この葛原岡で処刑された。日野俊基の死から500年以上経った1887年、明治天皇は俊基の鎌倉幕府倒幕への働きぶりを、明治維新の先駆けとして高く評価し、俊基を主祭神とした葛原岡神社が創建された。
◆◆Attention◆◆
葛原岡・大仏ハイキングコースから訪れる際は、山道なので動きやすい服装で訪れるのがおすすめ。