けんちょうじ
建長寺
(北鎌倉)
国宝に多数の重要文化財と見所満載
建長寺は、鎌倉を代表する格式高い大寺院。広大な境内には多彩な見所があり、特に巨大な三門や法堂の天井に描かれた大迫力の雲龍図は必見。また、国宝の梵鐘や華麗な装飾の仏殿、招福・厄除けなど様々な御利益がある半僧坊なども見所となっている。花の名所としても有名で、桜や紅葉をはじめ、牡丹、ハス、サザンカなどが境内を彩り、樹齢750年のビャクシンは鎌倉市の天然記念物に指定されている。
鎌倉五山第一位の大寺院
建長寺は、1253年に北条時頼によって創建された禅寺。鎌倉の禅寺を格付けした鎌倉五山の第一位で、伽藍が一直線に配置される宋の様式を取り入れた境内は、国指定の史跡。度重なる火災で建物の大半は焼失し、現在の伽藍は江戸時代に再建されたものだが、伽藍配置はそのままに今も当時の雰囲気を残している。