じょうみょうじ
浄妙寺
(金沢街道)
鎌倉でも珍しい茶室で至福のひとときを
浄妙寺の境内にある喜泉庵では、座敷で抹茶を味わいながら、枯山水庭園を眺めることができる。このような茶室は鎌倉では珍しく、喜泉庵を目当てに訪れる観光客も多い。また、本堂前の庭園には四季折々の花が咲き、特に紅白の梅は見事。
鎌倉五山第五位で国指定の史跡
浄妙寺は1188年に足利義兼が創建した、極楽寺という密教系の寺院が始まり。その後、建長寺を開山した蘭渓道隆の弟子・月峰了然が臨済宗に改宗し、足利尊氏が父・貞氏の法名をとって浄妙寺に改名したと伝えられている。鎌倉五山第五位で最盛期には23もの塔頭を持つ大寺院だったか、度重なる火災や地震でその多くは焼失している。境内は国指定の史跡。