鎌倉宮

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土牢

護良親王が幽閉され非業の最期を遂げた場所

本殿の裏にある土牢は、足利尊氏に捕らえられた護良親王が幽閉されていたと伝わる岩窟。中の広さは4メートル四方で、ここに九ヶ月間にわたって幽閉され、その後に足利尊氏の弟・直義により殺害された。実際に幽閉されていたのはこのような岩窟ではなく、土蔵造りの座敷牢だったという説もあるが、ハッキリしたことはわかっていない。

鎌倉宮

宝物殿

祭神・護良親王ゆかりの品々を展示

元々は1873年に明治天皇が鎌倉宮へ行幸された際の行在所として建設された建物。その後、1924年に建物を改修し、宝物殿として開館した。
館内には、鎌倉宮の祭神である護良親王ゆかりの品々や、歴代連合艦隊司令長官の書など多数くの宝物を展示している。

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撫で身代り

勇猛な武人・村上義光にあやかったパワースポット

本殿の右手にある村上社の前に祀られている、村上義光の木造。村上義光は護良親王の忠臣であり、親王の身代わりとなって亡くなった武人。2004年に境内の樹齢103年のケヤキの大木を彫り上げ、「撫で身代り」として入魂した。
自分や家族の気になっている場所を、心を込めて3回撫でると身代わりになって厄除けや病気平癒のご利益があるといわれている。

厄割り石

盃を投げ割ると厄除けのご利益がある石

大鳥居を入ってすぐの右手と、拝殿へ上がる階段下右手の2ヶ所で行える。素焼きの盃（初穂料100円）に、息を吹きかけて体の中の悪いものを移し、その盃を地面に埋め込まれた「厄払い石」に投げつけて割ると、厄払いになるといわれている。厄落としのパワースポットとして紹介されることが多く、厄割り石を目当てに訪れる参拝客も多い。