鎌倉ってどんな観光地?

多彩な楽しみ方ができる奥の深い観光地

山と海に囲まれた自然豊かな鎌倉は、12世紀末に源頼朝が幕府を開いた歴史ある街。都心から気軽に行ける観光地として人気があり、鶴岡八幡宮鎌倉大仏をはじめとした寺社巡りや、アジサイ紅葉巡りなどを目的にたくさんの観光客が訪れる。
そんな鎌倉は、緑あふれる山間エリアや、湘南の海景色が楽しめる海岸エリア、大寺院やグルメスポットが立ち並ぶエリアなど、多彩な魅力を持つ観光地。お寺ひとつとっても、美しい庭園仏像、一年を通して花の絶えない花寺パワースポットなど個性豊かで、知れば知るほど鎌倉の魅力は深まっていく。是非、自分だけの楽しみ方を見つけてみよう。

初めての鎌倉ならまずはどこから?

まずは鎌倉のシンボルの鶴岡八幡宮鎌倉大仏。そして、鎌倉五山第一位の建長寺と第二位の円覚寺、日本最大級の木造観音像を祀る長谷寺もはずせない定番スポット。グルメやショッピングなら小町通り若宮大路長谷がおすすめ。

>おすすめ観光スポット

定番スポットを効率よく回れるルートは?

鎌倉の名所を効率よく回るには、まずは北鎌倉駅からスタート。円覚寺建長寺などのお寺を回った後は、鎌倉駅方面へ。見所満載の鶴岡八幡宮を参拝し、小町通りを楽しもう。その後は江ノ電で長谷へ行き、四季折々の花が楽しめる長谷寺鎌倉大仏を見物したい。このルートで所要時間はおよそ5時間20分。

鎌倉観光のポイントは?

徒歩での移動が基本の鎌倉は、日帰りなら2~3エリアに絞って回りたい。エリアごとに見所が点在しているため、ある程度絞らないと、名所を急いで回るだけの旅行になってしまう。また、坂道も多いので歩きやすい靴が望ましい。

>鎌倉のエリアガイド

鎌倉のベストシーズンは?

アジサイの6月と紅葉の11月中旬~12月上旬が鎌倉のハイシーズン。特にアジサイのシーズンは年間最多の観光客が訪れる。非常に混雑するので、比較的空いている早朝と夕方が狙い目。また、1~2月は静かな鎌倉が楽しめる穴場的な時期。

>花の見頃カレンダー

鎌倉で何を食べたらいい?

鎌倉の名物と言えば、相模湾で獲れるしらすをはじめとした新鮮な魚介類と、鎌倉近郊で育てられた鎌倉野菜。鎌倉には地場食材を使ったレストランが多く、特にイタリアンやフレンチなどが人気を集めている。

鎌倉のおすすめのお土産は?

鎌倉のお土産といえば、老舗の和菓子や洋菓子が人気。中でも、豊島屋の「鳩サブレー」や鎌倉ニュージャーマンの「かまくらカスター」、力餅家の「権五郎力餅」などは定番中の定番。他にも鎌倉ブランドの特産品など多彩なお土産がそろっている。

>おすすめお土産

交通手段は何を使えばいい?

各エリアには電車やバスで移動し、そこからは徒歩で回るのが鎌倉観光の基本スタイル。坂道が多いエリアもあるので、歩きやすい靴がおすすめ。また、車での観光は駐車場がないスポットも多いため、海岸エリア以外はおすすめしない。

お得なフリー切符は?

江ノ電鎌倉駅~長谷駅間と主要5路線のバスに有効な鎌倉フリー環境手形・頼朝きっぷや、江ノ電の乗り降り自由なのりおりくん、小田急藤沢~片瀬江ノ島間と江ノ電が乗り降り自由な江ノ島・鎌倉フリーパスや、JR藤沢~鎌倉・湘南モノレール・江ノ電に有効な鎌倉・江ノ島パスなどのフリー切符ある。

何時ごろまで楽しめる?

寺社は16時前後に拝観の受付を終える場合が多いため、観光は午前中から始めて夕方までに終えるようにしたい。店も18時前後に閉店することが多いので、鎌倉でディナーをする場合は事前に調べてから訪れるようにしたい。