みょうしんじ
妙心寺
(金閣寺周辺)
多くの文化財と塔頭を有する大寺院
妙心寺は、臨済宗妙心寺派の大本山。国宝の梵鐘や雲竜図を納める法堂など多くの重要文化財を有するほか、貴重な水墨画が見られる退蔵院や宿坊を備える大心院など36の境内塔頭寺院がある。また、自然豊かで広大な敷地は国の史跡であり、市民からは「西の御所」の名で親しまれている。
全国的に信仰されている宗派
1337年に禅宗の信仰に傾倒していた花園法皇によって、離宮「萩原殿」を禅寺として改められたのが妙心寺の始まり。応仁の乱で多くの伽藍を焼失したが、豊臣家などの有力者の援護を得て栄えた。現在は臨済宗妙心寺派の大本山として全国に3,400の末寺を持ち、臨済宗の約6割を占める宗派となっている。
◆◆Attention◆◆
法堂・浴室の拝観は、ガイドによる案内となる。(20分間隔で実施)