岡崎・銀閣寺周辺

名刹や桜・紅葉の名所が集まる

北側の銀閣寺と南側の南禅寺、南北をつなぐ哲学の道を中心としたエリア。桜や紅葉の名所が多く、哲学の道平安神宮蹴上インクラインの桜、永観堂真如堂天授庵の紅葉は特に知られている。哲学の道沿いにはカフェや風情ある古寺が点在し、豊かな自然の中で散策を楽しめる。また、平安神宮周辺の岡崎地区は、美術館などが立ち並ぶアートなエリアとなっている。

ハイシーズンの移動は電車と徒歩を中心に

紅葉や桜などの時期は渋滞がひどく、特に京都駅からのバスやタクシー移動は非常に時間がかかる。銀閣寺へ行くなら今出川駅か出町柳駅からバス、銀閣寺から京都駅へ行くならバスで今出川駅まで行き電車がスムーズ。広大で見所が多いエリアのため、休憩をしながら余裕をもって周りたい。南禅寺と銀閣寺の間は徒歩40~50分が目安。

岡崎・銀閣寺周辺エリアの主なスポット

銀閣寺

銀閣寺

お寺・神社、史跡・旧跡

室町幕府八代将軍・足利義政が、金閣寺を模して建てた山荘が起源で、正式名称は慈照寺。簡素ながらも気品を感じる境内は、敷地全体が国の史跡であり、世界遺産に登録されている。

南禅寺

南禅寺

お寺・神社、史跡・旧跡、庭園

1291年に創建された日本で最も格式の高い禅寺。石川五右衛門の「絶景かな」の台詞で知られる巨大な三門をはじめ、水路閣、国宝の方丈など、境内には多彩な見所がある。

天授庵

天授庵

お寺・神社、庭園

1339年に建立された南禅寺の塔頭。紅葉の名所として知られ、枯山水庭園と池泉回遊式庭園の2つの庭園では見事な紅葉が楽しめる。紅葉のライトアップは入場制限されるほどの人気。

永観堂

永観堂

お寺・神社

853年に創建された浄土宗の寺院。「もみじの永観堂」で知られる京都屈指の紅葉の名所で、約3,000本の木々が境内を染め上げる。顔を左に向けた珍しい姿の「みかえり阿弥陀」も有名。

真如堂

真如堂

お寺・神社

僧の祈りに頷いたという伝説が残る「うなずき弥陀」を祀る女人救済の寺。広々とした境内は紅葉の名所としても知られ、本堂や三重塔、参道が真っ赤に彩られる。

平安神宮

平安神宮

お寺・神社

1895年に京都の平安遷都1100年を記念して建てられた神社。境内奥の神苑は、300本の桜が開花する名所でもある。10月には京都三大祭りの一つである「時代祭」が行われる。

哲学の道

哲学の道

散策路

熊野若王子神社から銀閣寺までの疏水沿いに設けられた約2kmの散策路。約450本の桜並木が華やかな桜の名所で、紅葉や新緑、アジサイ、ホタルなど四季ごとにさまざまな表情を見せる。

蹴上インクライン

蹴上インクライン

史跡・旧跡、散策路

蹴上舟溜りと南禅寺舟溜りの高低差約36mを結ぶ傾斜鉄道。現在は遊歩道となっており、春にはレールの両脇に植えられた桜が見事なトンネルをつくる京都有数の名所となっている。

岡崎・銀閣寺周辺の地図