Photo by 西陣に住んでます

大法院

だいほういん

大法院

(金閣寺周辺)

新緑と紅葉を楽しむ且坐喫茶の寺

大法院は、1625年に真田信之菩提寺として、信之の孫・長姫によって創建された妙心寺の山内塔頭寺院。境内は通常非公開で、春や秋の特別公開時に拝観することができる。特に秋季の特別公開期間中は、庭園の紅葉が美しい色づきを見せる穴場スポット。方丈の縁側は 「まあ、坐ってお茶でも召し上がれ」という意味の禅語且坐喫茶」を掲げており、ゆっくりと抹茶を飲みながら庭園を眺められる。

大法院の主な見所

大法院の叭叭鳥図

叭叭鳥図

の中で100羽の鳥が飛び回る

土方稲領によって描かれた、梅の老木に群がり飛ぶ叭叭鳥絵。叭叭鳥とは、中国に生息するカラスに似た鳥で、人に良く懐くため江戸時代には飼育もされていた。禅語の「長空鳥任飛(長空鳥飛ぶに任す)」という言葉をテーマに描かれており、「自らの心境の思うがまま、自由自在の有様」を表現している。

大法院の方丈

方丈

真田家と徳川家の像を祀る

内部には本尊の釈迦如来坐像や真田信之像、開基である長姫像が安置されている。かつて大法院は、徳川家康の長女・亀姫が創建した成徳院を統合していることから、盛徳院像も安置されている。
方丈の周囲は露地となっており、庭園に配された飛び石は、茶室「有隣軒」へと繋がっている。

大法院の佐久間象山の墓

佐久間象山の墓

先見の明があった志士の墓

幕末に活躍した思想家・佐久間象山を祀る墓。象山は1864年に京都で暗殺されるが、信州の松代藩主・真田幸貫の臣下だったため、真田家の菩提寺である大法院に墓が建てられた。方丈内には、象山筆による書や、菊池契月によって描かれた「佐久間象山像」も納められている。

大法院の季節の花の見頃

11月中旬~11月下旬

大法院の紅葉

紅葉

カエデを中心とした庭園は、シーズンになると真っ赤な色づきを見せる。見頃が過ぎても、緑の苔を覆い尽くすような散り紅葉が楽しめる。

Photo by 西陣に住んでます

大法院のピックアップポイント

春季特別公開

目にも鮮やかな新緑を楽しむ

木々や苔が光に当たってキラキラと輝く様子を、方丈からゆっくりと眺められる。特に深い緑を楽しむなら、4月下旬~会期終了前に訪れるのがおすすめ。

日程:4月1日~5月上旬

大法院の春季特別公開

秋季特別公開

真っ赤に染まる木々を眺める

紅葉シーズンでも比較的ゆったりとした時間を過ごせるのが魅力。紅葉の見頃である中旬や、会期終了前の散り紅葉で庭一面が真っ赤に染まる頃に訪れたい。

日程:11月1日~11月30日

大法院の秋季特別公開

大法院の基本情報

アクセス京福電気鉄道北野線(嵐電)「妙心寺駅」から徒歩5分。または、JR嵯峨野線(山陰本線)「花園駅」から徒歩10分。
京都駅から市バス「26系統」乗車約40分、「妙心寺北門前」下車徒歩5分。
住所〒616-8023 京都府京都市右京区花園大藪町20 妙心寺
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電話番号075-461-5162
定休日▼ 春と秋の特別公開時のみ拝観可能
拝観時間9:00~16:00
拝観料大人700円、小学生300円(抹茶代含む)
所要時間(目安)20分程度
クレジットカード
駐車場あり(50台 ※妙心寺駐車場を無料で利用可能)
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