さるや
(上賀茂・下鴨)
ここでしか味わえない葵祭伝統の「申餅」
さるやは、下鴨神社の糺の森にある古都の風情漂う甘味処。下鴨神社に古くから伝わる茶や菓子などが味わえ、名物は宮司の口伝や文献をもとに約140年ぶりに復元された「申餅」(350円)。平安時代から葵祭で神前に供えられていたもので、上品な甘さの丹波産小豆を、空に太陽が昇る際の「はねず色」の餅で包んでいる。また、かつて氷を口にして無病息災を祈願した「鴨の氷室の氷」を再現した「氷室の氷」(700円・夏季限定)もおすすめ。ふわふわのかき氷は淡雪のような口どけで、いちごミルク・抹茶小豆・黒蜜白玉の3種類がある。他にも神職が禊に飲む黒豆茶の「まめ豆茶」や、ぜんざいなどもある。