Photo by mino.1130- flickr

六角堂

ろっかくどう

六角堂

(四条河原町)

傘のような桜が花開く京都の中心地

六角堂は、正式名称を頂法寺という天台宗の寺院。境内は都会的なビルが立ち並ぶ街中にあるが、平安遷都以前から京都の中心地を示すという「へそ石」や、聖徳太子沐浴をしたと伝わる池など、歴史ある遺物が残されている。春には「御幸桜」と呼ばれる早咲きの枝垂れ桜が咲くことでも知られ、満開の時期にはまるで傘を広げたような美しい風景が楽しめる。

日本の花の芸術であるいけばな発祥の地

六角堂は、587年に聖徳太子が自らの護持仏を祀るために創建した寺院。かつて境内奥の池の畔にあった僧を「池坊」と呼んでおり、池坊の僧たちが本尊に供える花の生け方が見事であったことから室町時代に「いけばな」という芸術が確立した。その後池坊は、いけばなの根源となる流派の名称となった。現在も池坊の華道家元が六角堂の住職を務めている。

六角堂の主な見所

六角堂の六角柳

六角柳

良縁をもたらしてきた古木

植物辞典に学名「ロッカクドウ」という名で記載されている柳で、枝が地面まで伸びる姿から「地ずり柳」とも呼ばれる。伝承によると『平安時代に嵯峨天皇が「六角堂の柳の下を見よ」とのお告げを受けて行ってみると、そこに絶世の美女がいたため妃に迎え入れた』と伝わる。この伝承は当時の京の都で瞬く間に広まり、現在も「縁結びの柳」として人気を集め、願いを込めておみくじを括る人が後を絶たない。

六角堂の六角堂(本堂)

六角堂(本堂)

六角形の屋根を持つ本堂

聖徳太子護持仏と伝わる本尊の如意輪観音菩薩(秘仏)を祀る堂。内部には如意輪観音御前立毘沙門天立像(重文)が安置されている。上空から堂を見ると屋根が六角形になっていることから六角堂と呼ばれている。この六角形は、六根によって生ずる六欲の浄化「六根清浄」の祈りを込めて作られたと伝わる。境内の隣に建つビル・WEST18の展望エレベーターからは堂を見下ろすことが出来る。

西陣に住んでます

六角堂のへそ石

へそ石

平安遷都以前から残るという石

京都の中心を示す旧本堂の礎石。平安遷都の際、造営していた小路が六角堂とぶつかってしまったため、この石を残して15mほど北へ堂が動かされたと伝わる。この頃からへそ石のある位置が京都の中心地として人々に認識されており、現在までほぼ位置が変わらずに残されている。

六角堂の聖徳太子沐浴の古跡

聖徳太子沐浴の古跡

六角堂創建へと繋がる沐浴の池

聖徳太子が、大阪の四天王寺を建てる用材を求め訪ねた際に、沐浴したと伝わる池。伝承によると『聖徳太子が沐浴の際に置いた護持仏が木から離れず「この場にとどまって人々の救済をしたい」と告げたため、六角堂を創建して祀った』と伝わっている。池の側に建つ太子堂には、太子の自作と伝わる南無仏太子像が安置されている。また、かつて池の畔にあった住池坊」には、太子に仕えていた小野妹子も出家して入っていたと伝わる。

えっつん- Trip…

六角堂の親鸞堂

親鸞堂

新しい宗派を生み出した僧を祀る

2体の親鸞像を祀る堂。親鸞は、1201年に比叡山を下山してから六角堂で百日参籠を2度行ったと伝わり、2回目の百日参籠で如意輪観音から、禁止されてきた肉食妻帯を肯定する夢告を聞き、日本に新しい救いの教え・浄土真宗を生み出したといわれている。祀られている2体の像は、親鸞が夢告を聞く「夢想之像」と、六角堂参籠の姿を自刻したと伝える「草鞋の御影像」がある。

六角堂の季節の花の見頃

3月下旬~4月上旬

六角堂の桜

御幸桜と呼ばれる早咲きのシダレザクラで、下から見るとまるで傘を広げているような光景が楽しめる。花びらは日が経つにつれて白からピンクへと色が変わっていく。

Photo by 京都の桜 フリー写真

六角堂のピックアップポイント

鳩みくじ

可愛らしい鳩が幸運を呼び込む

手のひらサイズの鳩の置物付おみくじで、4月上旬からは期間限定でピンク色の鳩みくじも授かれる。おみくじは六角柳の枝2本をまとめるように結ぶと良縁をもたらすと言われている。

授与料:500円

六角堂の鳩みくじ

お茶所

ここでしか味わえないユニークな餅菓子

境内にある休憩所では、抹茶(500円)を注文すると、へそ石に因んだ六角形の餅菓子「へそ石餅」が味わえる。へそ石餅は持ち帰り用(10個650円)も販売されている。

営業時間:8:00~16:50頃

六角堂のお茶所

夜の特別拝観

花に彩られた幻想的な空間

御幸桜をはじめ、池や六角堂がライトアップされるほか、いけばな作品の展示で華やかに彩られた境内は、都会の真ん中であることを忘れてしまうような幻想的な雰囲気を楽しめる。

日程:毎年4月上旬の3日間 18:00~21:00
詳細:公式HP

六角堂の夜の特別拝観

いけばな資料館

約500年以上の生け花の歴史を知る

隣接する池坊会館にある資料館で、室町時代から伝わるいけばなに関する資料や江戸時代のいけばなを描いた「池坊専好立花図」(重文)、六角堂の什物などを常時展示。事前予約制だが、無料で入館できる。

時間:平日9:00~16:00
詳細:公式HP

六角堂のいけばな資料館

六角堂の基本情報

アクセス京都市営地下鉄烏丸線「烏丸御池駅」から徒歩2分
住所〒604-8134 京都府京都市中京区堂之前町248
地図
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電話番号075-221-2686
定休日▼ 無休
拝観時間6:00~17:00(納経時間 8:00~17:00)
拝観料無料
所要時間(目安)20分程度
クレジットカード
駐車場なし
ホームページ六角堂公式HP
六角堂(Wikipedia)
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