かめひろなが
亀廣永
(四条河原町)
涼感あふれる夏にぴったりの銘菓
亀廣永は、1936年創業の老舗和菓子店。京都の夏を代表する和菓子のひとつである寒天菓子「したたり」(1,134円)が名物。したたりは、もとは祇園祭の山鉾の一つ・菊水鉾へ献上するために作られた菓子で、現在は通年で販売されている。透き通るような琥珀色とほろりと崩れる独特の食感が特徴で、原材料には、厳選された国産の砂糖・黒糖・水飴・和三盆・寒天に、京都の地下水が使われている。一口食べれば黒砂糖の上品な甘さが広がり、京都ならではの夏の風情を楽しめる。他にも、季節感のある生菓子や干菓子を扱っている。