せんとうごしょ
仙洞御所
(二条城・京都御所周辺)
2つの池を中心とした庭園風景を堪能
仙洞御所は、1627年に後水尾天皇の隠居所として徳川家光が造営した皇室関連施設。敷地内は小堀遠州が作庭し後水尾天皇によって大改修された広大な池泉回遊式庭園となっており、四季折々の優美な風景を楽しめる。また、紅葉の名所としても知られており、事前予約制のため見頃でも混雑を避けてゆっくりと参観できる。
天皇と皇后の2つの御所からなる
元々この場所には仙洞御所と、後水尾天皇の皇后・東福門院のために造営された大宮御所の2つの御所が塀を隔てて並んでいた。仙洞御所の御殿は火災による焼失と再建の繰り返すも1854年以降は再建されず、1867年の大宮御所改修時に敷地が組み込まれ1つの御所となった。仙洞御所の御殿は、2つの池の中心に位置する紅葉山付近に建っていたと伝わる。
◆◆Attention◆◆
・参観は、希望月の3ヶ月前から往復はがきまたは公式HPにて先着順で受付。紅葉シーズンの参観は特に人気のため、受付開始直後の申し込みが望ましい。
・18歳以下の参観は不可。