ふしみいなりたいしゃ
伏見稲荷大社
(伏見稲荷・東福寺周辺)
全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮
伏見稲荷大社は、「お稲荷さん」の愛称で親しまれる稲荷大神を祀る神社。境内全体が稲荷大神の加護を受けたパワースポットとなっており、千本鳥居をはじめとした約1万基の鳥居が並ぶ神秘的な雰囲気で、世界中の人々を魅了している。また、背後に聳える稲荷山全体が神域であり、山を登りながら様々な社を巡拝する「お山めぐり」も人気。閉門時間がなく、本殿から奥社奉拝所付近までは毎日ライトアップがされているため夜間参拝も楽しめる。
境内には眷属である白狐の像も祀られている
伏見稲荷大社は、711年に元明天皇の勅命を受けた秦伊侶具によって創建された神社。創建には『秦伊侶具が餅を的にして矢を射たところ、餅が白い鳥と化して山へ飛び去り、舞い降りた場所に稲が成ったので社を建て「伊奈利(いなり)社」と名付けた』という伝承が残されている。祭神の稲荷大神は狐としてイメージされがちだが、狐は神ではなく眷属。祭神同様に人間の目には見えないため、白(透明)の狐として崇められている。
◆◆Attention◆◆
・お山めぐりの際は動きやすい服装が望ましい。
・夜間参拝の際は、暗い所も多いので懐中電灯が必須。