おせきもち
(伏見)
素朴な味わいの歴史ある鳥羽名物
おせきもちは、永禄年間創業の老舗和菓子店。元々は鳥羽街道にあった茶屋が起源で、鳥羽・伏見の戦いの後、1932年に現在の場所に移った。店名にもなっている名物の「おせきもち」(4個430円)とは、「せき女」という女性が街道を通る旅人に振る舞ったと伝わる餅菓子。コシの強い白餅と風味豊かなよもぎ餅に、丹波大納言小豆のあっさりとしたつぶ餡がマッチしており、創業当時から変わらない素朴な味わいを楽しめる。店内でのイートインも可能で、「おせきもち」(2個325円、お茶付)や、なめらかなこし餡に包まれた「おはぎ」(420円、お茶付)などを味わえる。
◆◆Attention◆◆
「おせきもち」などは、予約をすれば営業時間外の受け取りも可能。