こうしょうじ
興正寺
(京都駅周辺)
閑静ながらも豪壮な伽藍が並ぶ
興正寺は、1212年頃に創建された真宗興正派の本山。寺伝では親鸞が開創したと伝わるが、起源などの詳細は明らかになっていない。1481年に14世住職・蓮教が、本願寺の住職・蓮如に帰依したことで西本願寺との結びつきが強く、1876年に独立するまで西本願寺の脇門跡を務めたほか、現在も寺領が隣接している。境内のほとんどの建物は1912年頃に再建されたものだが、三門や阿弥陀堂など堂々たる規模の伽藍が並ぶ。春には紅白2本の美しい梅が楽しめる穴場スポットでもあり、堀川通り沿いに咲くツツジも見事。
◆◆Attention◆◆
境内のガイドを希望する場合は要予約。