みょうまんじ
妙満寺
(上賀茂・下鴨)
約3,000株のツツジが咲き誇る名所
妙満寺は、1389年に日什が創建した、顕本法華宗の総本山。日什は元々天台宗の僧であったが、日蓮の教えに感銘を受け、宗と名を改めて六条坊門室町(現在の下京区)に寺を建立した。創建から兵火や火災により再建や移転を繰り返しており、1542年に寺町二条(現在の上京区)へ移転するが、都市化による喧騒と環境悪化のため1968年に現在地に移った。境内は約3,000株のツツジが咲き誇る市内有数の名所として知られ、色とりどりの花が参拝者を迎える。また、雪の比叡山を借景とした庭園・雪の庭や、安珍・清姫伝説ゆかりの梵鐘、エキゾチックな雰囲気の漂う仏舎利大塔なども見所。