広隆寺

こうりゅうじ

広隆寺

(嵐山・嵯峨野)

弥勒菩薩像をはじめとする国宝の数々

国宝指定第1号の「宝冠弥勒」などの貴重な仏像で知られる広隆寺。宝冠弥勒と泣き弥勒の2体の弥勒菩薩像や、阿弥陀如来坐像など、仏像だけでも6つの国宝を所有している。霊宝殿ではそのうち5つが常時公開され、間近で拝観することができる。その他にも、数十体の重要文化財の仏像が拝観でき、仏像好きには恰好のスポットとなっている。

聖徳太子ゆかりの京都最古の寺院

広隆寺は、603年に秦河勝聖徳太子から賜った仏像を本尊として創建した蜂岡寺が起源。秦氏の氏寺であり、平安京遷都以前から存在した京都で最も古い寺院。初期の歴史は不明な点が多く、もとは別の場所にあったとされ、聖徳太子から賜った仏像が弥勒菩薩であるという確証もない。太子建立七大寺のひとつであり、地元では親しみを込めて「太秦のお太子さん」と呼ばれている。

広隆寺の主な見所

境内地図

広隆寺の講堂(赤堂)

講堂(赤堂)

国宝の阿弥陀如来坐像を祀る

1165年に再建された、京都市内でも数少ない平安時代の建築物(重文)。内陣中央に本尊・阿弥陀如来坐像(国宝)、向かって右に地蔵菩薩坐像(重文)、左に虚空蔵菩薩坐像(重文)を安置している。阿弥陀如来坐像は、像高261.5cm、840年頃の作とされ、両手を胸前に上げて説法印を結んでいる。
堂内には入れないが、堂外から拝観することができる。

広隆寺の上宮王院太子殿(本堂)

上宮王院太子殿(本堂)

歴代天皇のを身に着けた太子像

1730年の建立。堂内奥の厨子内に、秘仏の本尊・聖徳太子立像を安置している。聖徳太子立像は、像高148cm、1120年仏師・頼範の作。聖徳太子が秦河勝に仏像を授けた33歳の時の姿で、天皇が即位などの重要儀式の際に着用する黄櫨染御袍を着せている。現在の袍は1994年に下賜されたもの。
通常は非公開で、11月22日の聖徳太子御火焚祭の時のみ開扉される。

広隆寺の霊宝殿

霊宝殿

国宝の仏像がズラリと並ぶ

仏像を中心とした文化財を収蔵・展示する施設。飛鳥~鎌倉時代の数十体の仏像が並び、それらを間近で拝観できる貴重なスポットとなっている。内部中央には2体の弥勒菩薩像(国宝)が鎮座し、その他にも、不空羂索観音立像・千手観音立像・十二神将立像(すべて国宝)や重要文化財の仏像が安置されている。
境内では霊宝殿のみ拝観料が必要(700円)。また、隣接する旧霊宝殿は非公開。

広隆寺の宝冠弥勒菩薩半跏思惟像

宝冠弥勒菩薩半跏思惟像

国宝指定第1号の優美な仏像

2体ある弥勒菩薩像のうちの「宝冠弥勒」(国宝)と呼ばれる像で、霊宝殿の中央に安置されている。像高123.3cm・坐高84.2cmで、制作時期は7世紀とされるが制作地は日本か朝鮮かは不明。右手を頬に当てて思索する姿は気品にあふれ、ドイツの哲学者カール・ヤスパースが「人間実存の最高の姿を表したもの」と評している。
像の前には畳台があり、靴を脱いでゆっくりと拝観できる。

広隆寺の宝髻弥勒菩薩半跏思惟像

宝髻弥勒菩薩半跏思惟像

泣き顔に見える泣き弥勒

宝冠弥勒の横にあるもうひとつの弥勒菩薩像(国宝)。泣いているように見えることから「泣き弥勒」と呼ばれている。宝冠弥勒と同じ半跏思惟像で、像高90cm・坐高66.4cmと宝冠弥勒と比べるとやや小振り。7世紀末~8世紀初頭に日本で作られたと考えられているが、詳細は不明。

広隆寺の季節の花の見頃

4月上旬~4月中旬

広隆寺の桜

ソメイヨシノやヤマザクラなどが咲く。派手さはないものの、古寺の風情と相まって、のどかな雰囲気の中で楽しめる。

11月下旬~12月上旬

広隆寺の紅葉

紅葉

境内の所々で、古寺の風景に溶け込むように木々が色づく。中でも、霊宝殿の前のイチョウの絨毯や講堂周辺の紅葉は美しい。

広隆寺の紅葉の最新ツイート(見頃の参考情報)

2018/12/09 21:14

@co_date

今週末は学会で京都! 今、帰りの新幹線。すべて無事に終わって、ホッとして車内でくつろぎ中…。(-_-)zzz  何とか東福寺の通天橋だけは見てこれた。紅葉がまだ残ってて、「これぞ京都!」っていう風情だった。(^_^)v  本当は広隆寺で弥勒菩薩像に会いたかった…。(詳細

2018/12/07 09:45

@mirrorka

 広隆寺 聖徳太子御火焚祭  毎年11/22、聖徳太子の命日に行われる御火焚祭。 本堂の中で法要、大般若転読が行われたあと、護摩供養が行われます。 この日は本堂では本尊聖徳太子象、霊宝殿では秘仏薬師如来像のご開帳もされます。… https://t.co/RSv16nk2aq(詳細

広隆寺のピックアップポイント

聖徳太子御火焚祭

聖徳太子の月命日に行われる護摩木供養

本堂にて法要を行われた後、薬師堂前で護摩木が焚かれる。この日に限り、本堂の秘仏・聖徳太子像と霊宝殿の秘仏・薬師如来像が開帳される。

日時:11月22日 13:00~(仏像の拝観は9時~)
費用:無料

広隆寺の聖徳太子御火焚祭

広隆寺の基本情報

アクセス京福電気鉄道嵐山本線(嵐電)「太秦広隆寺駅」から徒歩1分。または、JR山陰本線(嵯峨野線)「太秦駅」から徒歩13分。
住所〒616-8162 京都府京都市右京区太秦蜂岡町32
地図 境内地図を見る  大きな地図を見る  周辺のスポットを探す
電話番号075-861-1461
定休日▼ 無休
拝観時間9:00~17:00(12月~2月は16:30まで)
拝観料無料(霊宝殿のみ700円)
所要時間(目安)40分程度
クレジットカード
駐車場あり(50台 ※無料)
ホームページ広隆寺(Wikipedia)
広隆寺(境内地図)
備考

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