きょうとごしょ
京都御所
(二条城・京都御所周辺)
様々な儀式や公務が行われた公的な施設
京都御所は、平安京遷都の際に造営された皇室関連施設。京都御苑に囲まれた広大な敷地には、天皇の日常生活の場として使用された御殿があるほか、14世紀半ばから1869年の東京奠都まで様々な公務や重要な儀式が行われてきた紫宸殿などがある。通常の参観は事前予約者のみだが、年に2回予約なしで参観できる特別公開が行われる。
平安時代から続く天皇の皇居
京都御所は、794年に建立された大内裏(平安京)にあった内裏。1227年に大内裏が火災で焼失した際、後堀河天皇は仮の皇居で生活を始め、その後光厳天皇の代には土御門東洞院殿へと移る。火災後に大内裏は再建が行われなかったため、1392年に土御門東洞院殿が正式な御所に定められた。
◆◆Attention◆◆
事前予約での参観は、希望月の3ヶ月前から往復はがきまたは公式HPにて先着順で受付。