なんぜんじ
南禅寺
(岡崎・銀閣寺周辺)
巨大な三門や水路閣など見所が満載
南禅寺は、多彩な見所が揃う京都屈指の大寺院。石川五右衛門の「絶景かな」の台詞で知られる巨大な三門をはじめ、赤レンガ造りのレトロな水路閣、国宝の方丈や小堀遠州の「虎の子渡しの庭」など、見所が尽きない。桜や紅葉などの季節の彩りも豊かで、天授庵・南禅寺・金地院などの塔頭や別院も見応えがある。特に天授庵は紅葉の名所として知られ、ライトアップは入場制限されるほどの人気。
日本で最も格式の高い禅寺
南禅寺は、1291年に創建された寺院。もとは亀山法皇の離宮があった場所で、無関普門を開山に迎えて禅林禅寺に改めたのが始まり。室町時代には足利義満により「五山の上」に列せられ、日本で最高位の禅寺となった。境内は2005年に国の史跡に指定されている。