かみしちけん
上七軒
(西陣)
京情緒あふれる町並みを歩く
上七軒は、北野天満宮の東側に位置する京都最古の花街。室町時代の北野天満宮再建の際に残った資材で七軒の茶店を建てたことが始まりで、提灯などの五つ団子の紋章は、『豊臣秀吉による北野大茶会の際、茶店が団子を献上して大いに誉められた』ことに由来している。メインストリートは、上七軒交差点から北野天満宮まで北西に伸びる約300mの上七軒通で、風情のある千本格子の町家を利用したお茶屋や飲食店、土産処などが立ち並び、夕方になるとお座敷へ向かう舞妓の姿が見られることもある。また、芸舞妓が演舞を披露する上七軒歌舞練場では、春は北野をどり、夏は浴衣姿の芸舞妓によるもてなしを受けられるビアガーデンなどを行っている。
Photo by Norio.NAKAY…
Photo by Japanexperterna…