無鄰菴

（岡崎・銀閣寺周辺）

山縣有朋が愛した名庭園

無鄰菴は、1896年に造られた山縣有朋の別荘。敷地の大半は庭園で、木造の母屋・茶室・洋館の3つの建物がある。国の名勝に指定されている庭園は、山縣有朋が設計し、七代目・小川治兵衛が作庭した池泉回遊式庭園。洋館2階の部屋は、日露戦争直前の日本の外交方針を決める「無鄰菴会議」が開かれたことで知られている。無鄰菴と名付けられた山縣邸は3つあり、長州に建てた草庵に隣家が無いことが名前の由来となっている。

無鄰菴の主な見所

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庭園

東山の自然を存分に活かした名園

山縣有朋が設計し、七代目・小川治兵衛が作庭した池泉回遊式庭園。東山を借景とし、琵琶湖疏水から引き入れた水で三段の滝や池を配すなど、自然を活かしたつくりになっている。
敷地は3,135㎡と広大で、新緑や紅葉のシーズンは特に美しい。近代的日本庭園を代表する庭園で、1951年に国の名勝に指定された。

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洋館

「無鄰菴会議」が開かれた場所

1898年建立の煉瓦造2階建ての洋館。1階は展示室で、無鄰菴の説明や山縣有朋の愛用品などを展示している。2階は江戸時代初期の狩野派による金碧花鳥図障壁画で飾られた部屋で、花鳥文様の格天井や、テーブル・椅子などの家具が当時の趣を伝えている。
この部屋は、1903年に山縣有朋、伊藤博文、桂太郎、小村寿太郎による、日露戦争直前の日本の外交方針を決める「無鄰菴会議」が開かれたことで知られている。

無鄰菴の季節の花の見頃

11月中旬～11月下旬

紅葉

本数は少ないものの、庭園の木々が美しく色づき一層風情が増す。母屋からは座ってゆっくりと風景を眺めることができる。

季節の花リンク

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無鄰菴のピックアップポイント

抹茶

せせらぎに耳を澄まして一服

簡素な木造の母屋1階では、庭園を眺めながら抹茶を味わえる。天気のいい日は縁側に座ってのんびりすることも。

料金：300円（菓子付き）

無鄰菴の基本情報

アクセス	京都市営地下鉄東西線「蹴上駅」から徒歩7分
住所	〒606-8437 京都府京都市左京区南禅寺草川町31
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電話番号	075-771-3909
定休日▼	無休（12月29日～1月3日は休園）
時間	9:00～17:00（最終受付16:30）
料金	410円（子供も同額）、小学生未満無料
所要時間（目安）	30分程度
クレジットカード
駐車場	なし
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備考