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雲龍院

うんりゅういん

雲龍院

(伏見稲荷・東福寺周辺)

皇室ゆかりの日本最古の写経道場

雲龍院は、1372年に後光厳天皇の勅願により創建された泉涌寺の別院。勅願の寺院で皇室との縁が深いことから、泉涌寺山内にありながら別格本山の寺格となっている。現存する日本最古の写経道場として知られ、後円融天皇の勅願で始まった写経会が現在も続いており、後水尾天皇寄進の机で写経体験もできる。一番の見所は、書院の各部屋から望む異なる趣の庭園風景で、特に丸い形の「悟りの窓」や、4つの四角窓から異なる景色が望める「しき紙の景色」が有名。また、紅葉の名所でもあり、「走り大黒天」と呼ばれる珍しい大黒天尊像もある。

雲龍院の主な見所

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雲龍院のしき紙の景色

しき紙の景色

季節ごとに変化する4枚の絵

れんげの間にある雪見障子の4つの四角窓からの景色。正面から少し左側に座って眺めると、左から椿・灯篭・楓・松の異なる景色が映る。また、春のシャクナゲや秋の紅葉など季節ごとに彩りが変化し、春と秋のライトアップでも異なる表情を見せる。

雲龍院の悟りの窓・迷いの窓

悟りの窓・迷いの窓

移り変わる四季の風景

悟りの間にある丸い窓と四角い窓。丸い悟りの窓は、禅における悟りの境地を表しており、窓越しに紅梅・カイドウ・シャクナゲ・紅葉などが望める。四角い迷いの窓は、人生における生老病死などの四苦八苦を表しており、シャクナゲや紅葉などを望むことができる。

雲龍院の走る大黒天尊像

走る大黒天尊像

険しい表情の怪奇な大黒様

台所に安置されている鎌倉時代作の大黒天像。一般的な大黒天とは異なり、わらじを履いて今にも走り出しそうな姿をしてため「走り大黒天」と呼ばれている。また、目には水晶が使われ、険しい顔つきも特徴。

雲龍院の大輪の間

大輪の間

大石内蔵助直筆の書が残る

庭園に面する書院の各部屋の中で最も広い部屋。忠臣蔵で知られる大石内蔵助の親戚が泉涌寺塔頭来迎院の住職だったことから、雲龍院にも度々訪れたと伝わっており、大石内蔵助筆の「龍淵」の書が展示されている。また、庭に面して置かれた椅子の足下には瞑想石と呼ばれるこぶし大の石が並べられ、足を乗せてツボを刺激しながら庭を眺められる。

雲龍院の龍華殿(本堂)

龍華殿(本堂)

現存する日本最古の写経道場

江戸時代に後水尾天皇の援助により再建(重文)。さわら材を竹の釘で打ったこけら葺の建物で、扁額光子内親王の筆。堂内には鎌倉時代作の本尊・薬師如来坐像と、両脇に日光・月光両菩薩像が安置されている。写経体験はこの堂内で行われ、後水尾天皇によって寄進された写経机が使用できる。

雲龍院の霊明殿

霊明殿

歴代皇族の位牌

孝明天皇らによって1868年に再建。内陣の中央には、南北朝時代の北朝の後光厳天皇後円融天皇後小松天皇称光天皇、左側には後水尾天皇から孝明天皇までの歴代天皇、右側には東福門院などの皇子・皇女の位牌が安置されている。また、後光厳天皇後円融天皇の像は、非常時に顔だけでも持っていけるよう、首の部分が抜けるように造られているとされる。

雲龍院の季節の花の見頃

3月上旬~3月下旬

雲龍院の梅

本数は多くないが、悟りの窓越しの風情ある紅梅や、立派な枝ぶりの白梅が楽しめる。下旬には遅咲きの「はねずの梅」と呼ばれる紅梅と河津桜が参道で咲き誇る。

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3月中旬~3月下旬

雲龍院の桜

山門をくぐると河津桜と遅咲きの紅梅が参道を華やかに彩る。龍華殿の前庭でも小ぶりながら河津桜が咲き、紅梅との共演も楽しめる。

4月上旬~4月中旬

雲龍院のカイドウ

カイドウ

カイドウ桜とも呼ばれ、庭園で華やかに咲き誇る。悟りの窓を彩る風景も見事。

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4月下旬~5月上旬

雲龍院のシャクナゲ

シャクナゲ

悟りの窓と迷いの窓に、鮮やかなピンクの花が映える。れんげの間の右から2番目の窓にも彩りを添える。

11月中旬~11月下旬

雲龍院の紅葉

紅葉

悟りの間やれんげの間から風情ある紅葉が楽しめる。人が少なく静かな雰囲気で、ライトアップも行われる。

雲龍院のピックアップポイント

写経

ひと文字ひと文字に想いを込めて

後水尾天皇によって寄進された机で写経ができる。香で手を清めてから朱墨で般若心経をなぞり書き、最後に心願を書く。写経後は庭園を眺めながら、抹茶と茶菓子で一服できる。

所要時間:60分~90分
日時:毎日9:00~15:30(最終受付)
料金:1,500円(拝観・抹茶料含む)
予約:不要
詳細:公式HP

春の夜間ライトアップ

やわらかな光が境内を包む

厳かな境内がやさしくライトアップされ、幻想的な雰囲気が漂う。悟りの窓には淡く照らされたカイドウが彩りを添え、この季節しか味わえない風情がある。

期間:4月上旬
時間:日没~21:00(最終受付20:30)
拝観料:400円(抹茶付き900円)
詳細:公式HP

雲龍院の春の夜間ライトアップ

秋の特別拝観&夜間ライトアップ

庭園の紅葉を多彩な風景で楽しむ

参道から境内一帯がやわらかな灯りで照らされ、静かな雰囲気の中で鑑賞できる。庭園の紅葉をさまざまな部屋から異なる趣で楽しめるのが特徴で、特に悟りの間やれんげの間からの景色は風情がある。また、通常非公開の絵なども展示される。

期間:11月中旬~11月下旬
時間:日没~21:00(最終受付20:30)
拝観料:400円(抹茶付き900円)
詳細:公式HP

雲龍院の基本情報

アクセスJR奈良線「東福寺駅」から徒歩13分
京阪電気鉄道本線「東福寺駅」から徒歩13分
住所〒605-0977 京都府京都市東山区泉涌寺山内町36
地図
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電話番号075ー533-7125
定休日▼ 無休
拝観時間9:00~17:00(最終受付16:30)
拝観料400円(抹茶付き900円)
所要時間(目安)20分程度
予約
クレジットカード
駐車場あり(7台 ※無料)
ホームページ雲龍院公式HP
雲龍院(Wikipedia)
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