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鎌倉時代のヒノキを使った御殿
鎌倉時代に創建された寝殿造の御殿(国宝)。近年行われた年輪年代測定調査によって、1215年のヒノキが使用されていることが判明した。拝殿の前に盛られた円錐型の砂は、境内全体を清める「清め砂」で、毎年9月1日の奉納祭で氏子によって奉納される。授与所では参拝者用の清め砂を授与してもらえる(500円)。
現存する最古の神社建築
祭神の菟道稚郎子命・応神天皇・仁徳天皇を祀る御殿(国宝)。平安時代創建の日本最古の神社建築として知られ、近年の調査によって1060年の木材が使われていることが判明し、この頃に創建されたと見られている。また、木材の中には984年に伐採されたものもあり、本殿の建立以前には別の建物が建っていたのではないかとも考えられている。内部は3棟に分かれており、左殿と右殿の扉内側にある絵画は、建物とは別に重要文化財に指定されている。
唯一現存する宇治の名水
宇治茶が栄えた室町時代に定められた「宇治七名水」のうちの一つ。他の六名水は既に失われており、現存する唯一の宇治の名水として知られている。時折オオサンショウウオが泳ぐ姿が見られるほど水質は良いが、そのままでの飲用はできず、手を清めることなどに利用できる。
宇治を表した文字に因んだ品々
かつて宇治という地名を「菟道」(うさぎのみち)と書いて「うじ」と呼んでいたことや、祭神の菟道稚郎子命の名前に因んだウサギの授与品が揃う。パステルカラーの陶器のウサギが可愛らしい「うさぎのおみくじ」(300円)や、ウサギの紋が入った様々な「御守り」(500円)などが人気。
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アクセス | 京阪電鉄宇治線「宇治駅」から徒歩5分
JR奈良線「宇治駅」から徒歩10分 |
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住所 | 〒611-0021 京都府宇治市宇治山田59 |
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電話番号 | 0774-21-4634 |
定休日▼ | 無休 |
拝観時間 | 9:00~16:30 |
拝観料 | 無料 |
所要時間(目安) | 15分程度 |
クレジットカード | |
駐車場 | なし |
ホームページ | 宇治上神社(Wikipedia) |
備考 |
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