Photo by かずっち - フォト蔵

三室戸寺

みむろとじ

三室戸寺

(宇治)

関西有数のアジサイとツツジの名所

三室戸寺は、多彩な花が咲き誇る花の寺。明星山の山腹を寺域とする境内には大庭園が広がり、圧巻の花景色を楽しめる。中でも、1万株・50種が咲き乱れる「アジサイ寺」として知られ、色とりどりの花が一面を埋め尽くす関西随一の規模と美しさを誇る。また、2万株が咲き誇る「ツツジ寺」でもあり、山の斜面を埋め尽くすツツジの壁は見事。その他、シャクナゲやハス、紅葉の名所でもあり、「アジサイライトアップ」や「ハス酒を楽しむ会」などのイベントも開催される。

伝承に因んださまざまな御利益

三室戸寺は、770年に光仁天皇が創建した寺院。創建の詳細は不明だが、伝承によると『裏山の岩淵より出現した千手観音菩薩を本尊として祀ったことが始まり』とされている。創建時は「御室戸寺」と称していたが、光仁天皇花山天皇白河天皇の三帝の離宮になったことから「御」を「三」に替え、三室戸寺となった。歴史ある境内には伝承に因んだ狛牛や狛兎、狛蛇などが鎮座し、勝運や金運などの御利益で知られている。

三室戸寺の主な見所

境内地図

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三室戸寺の本堂

本堂

珍しい二の千手観音

秘仏の本尊・千手観音立像を祀る堂。1814年(または文化年間)の再建で、重層入母屋造の重厚な建物。本尊は飛鳥様式とされる36.4cmほどの小さな金銅仏で、千手観音でありながら腕は2本しかない。伝承によると6m余りの千手観世音菩薩が変じてこのような姿になったとされる。また、本尊厨子の前には、本尊を模して造られたお前立ちが安置されている。

三室戸寺の宝勝牛

宝勝牛

勝運のパワースポット

本堂前に鎮座する石造りの狛牛。大きく開いた口の中には石の玉があり、これを撫でると勝運に恵まれるとされる。牛の腹にある小さな覗き窓からは胎内に納められた牛の木像が見え、これは『ある百姓の飼っていた弱々しい牛が、観音様のご利益で立派になり、その御礼として奉納した』と伝わっている。宝勝牛の横には元横綱の貴乃花と若乃花の手形があり、若乃花は1998年の春場所直前に絵馬を奉納して優勝を果たしている。

三室戸寺の福徳兎

福徳兎

昇運の御利益があるウサギ

本堂の前に宝勝牛と対面して安置されている狛兎。御影石製の高さ1.5mある巨大な像で、直径60cmの大きな玉を抱いている。玉には穴が開いており、中にある卵型の石を立てることができれば願い事が叶うとされている。
この地は古来より「菟道」と称された兎と縁のある土地で、菟道稚郎子がこの地を訪れた際に兎が道案内したという伝承が残されている。

三室戸寺

三室戸寺の狛蛇

狛蛇

金運・健康長寿の蛇神さま

本堂前に鎮座する宇賀神の像。宇賀神の尾を撫でると財運・金運、髭を撫でると健康長寿の御利益があるとされる。寺には『カニを助けた娘が蛇に嫁入りを迫られ、カニが蛇を退治した』という伝承があり、娘が蛇の供養のために奉納したと伝わる宇賀神の木像(非公開)がある。狛蛇はこの木像に似せて造られた。

三室戸寺の朝鮮鐘の龍頭

朝鮮鐘の龍頭

なでるとお金のかえる龍頭

本堂の右側に置かれている古鐘の龍頭。これは、槇島城の戦い足利義昭に味方したため寺が焼き討ちされ、その際に没収された梵鐘に付いていたもの。梵鐘は増田長盛の手に移り、龍頭のみ切り取られて床の置物とされた。しかし、長盛が病に伏せたことで梵鐘破壊の祟りと恐れ、寺に陳謝して梵鐘は還された。こうしたことから、鐘の龍頭をなでると『金(鐘)がかえる』と古来より伝わっている。

三室戸寺の三重塔

三重塔

三室戸寺のシンボル的な建築物

1704年に建立された全高16mの塔。もとは兵庫県の高蔵寺にあったものだが、廃仏毀釈で資金難に直面したため、1910年に三室戸寺が買い受けた。当時は参道西方の丘上に移設されたが、後に現在の場所に移された。
秋になると周囲は鮮やかな紅葉で彩られる。

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三室戸寺の与楽園

与楽園

関西有数の規模を誇る花の楽園

1989年に中根金作によって作庭された庭園。枯山水庭園、池泉回遊式庭園、アジサイ・ツツジ・シャクナゲ園からなり、5千坪の広大な庭園となっている。
5月は2万株のツツジと1千株のシャクナゲ、6月は1万株のアジサイが咲き誇り、圧巻の花景色を堪能できる。

三室戸寺の宝物殿

宝物殿

平安時代後期の仏像が並ぶ

重文文化財の仏像などを安置する建物。中央には阿弥陀如来像・観音菩薩像・勢至菩薩像の阿弥陀三尊像(重文)が祀られ、脇侍跪座の姿勢をとっている。また、観音菩薩像は「足裏観音」とも呼ばれ、秋の特別拝観時には衣の裾から覗く足の裏を拝観できる。両側には釈迦如来像や毘沙門天像(共に重文)などが祀られている。
毎月17日のみ公開され、入館料は300円(要別途拝観料)。

三室戸寺の季節の花の見頃

4月上旬~4月中旬

三室戸寺の桜

派手さはないが、三重塔周辺をソメイヨシノが彩り、それが終わると庭園ではシダレザクラが咲き誇る。4月中旬には花の茶屋の脇でヤエザクラが見頃を迎える。

4月下旬~5月上旬

三室戸寺のツツジ

ツツジ

ツツジ園に2万株が咲き誇る関西屈指の名所。辺り一面が白・紫・ピンクのカラフルな花で染まり、山の斜面を埋め尽くす。

Photo by ryuone - f…

4月下旬~5月中旬

三室戸寺のシャクナゲ

シャクナゲ

三重塔を望む山の北斜面にあるシャクナゲ園で、1千株の西洋シャクナゲが咲き誇る。白・赤・ピンクなど色とりどりの花が咲き、早咲きから遅咲きまで長く楽しめる。

6月中旬~7月上旬

三室戸寺のアジサイ

アジサイ

別名「アジサイ寺」とも呼ばれる関西でも有数の名所。1万株・50種の色とりどりの花が辺り一面を埋め尽くす。

Photo by cyber0515 …

6月下旬~8月上旬

三室戸寺のハス

ハス

本堂前のハス園では、大賀ハスや古代ハスなど100種・250鉢の色とりどりのハスが咲く。7月には「ハス酒を楽しむ会」も催される。

Photo by Tomoharu M…

11月下旬~12月上旬

三室戸寺の紅葉

紅葉

三重塔周辺では、真っ赤に染まるモミジと黄金に輝くイチョウが鮮やかなコントラストを見せる。比較的静かに楽しめる穴場となっている。

三室戸寺の紅葉の最新ツイート(見頃の参考情報)

2017/11/21 19:44

@aroma__cream

紅葉巡りキレイかった、、、 カメラもっと頑張ろ ◎永観堂 圓光寺 醍醐寺 三室戸寺 https://t.co/7RDNRgvslt(詳細

2017/11/21 14:04

@marsmoon27

宇治の三室戸寺紅葉を観に 色とりどりの紅葉に、南天、万両、そしてドウダンツツジ ご本尊は、千手観音さま #三室戸寺 https://t.co/eKgK70rGFv(詳細

2017/11/20 22:14

@qess0093

三室戸寺紅葉 https://t.co/W7BlWATaBk(詳細

2017/11/20 19:07

@shokokkkt

宇治 三室戸寺 あまりに綺麗で得した気分 #京都 #紅葉 #三室戸寺 https://t.co/OeBB2hdrK6(詳細

2017/11/20 19:04

@shokokkkt

宇治の三室戸寺 紫陽花で有名ですが、紅葉も素晴らしいです 人も少なくて穴場かも 少しピークは過ぎつつありますがまだまだ綺麗 #京都 #紅葉 https://t.co/SMBwxeYFvN(詳細

2017/11/19 13:27

@rope0511

#紅葉 場所: あじさい寺 三室戸寺https://t.co/XBTN7kLVfv(詳細

2017/11/19 13:21

@yeahdudeaska

紅葉とヨモさん。顏ヘンww 場所: あじさい寺 三室戸寺https://t.co/lvuyFz0tJH(詳細

2017/11/19 13:01

@mevius_1057love

三室戸寺の境内、紅葉  #三室戸寺 https://t.co/A5Bq0V0tGC(詳細

2017/11/18 23:18

@yamotoyamotoyam

三室戸寺紅葉 https://t.co/efCXe1ER86(詳細

2017/11/18 23:07

@yamotoyamotoyam

帰宅。歩きに歩きました。萬福寺→三室戸寺→恵心院→琴坂→東禅院→天ヶ瀬吊り橋と回って、桃山から納屋町の平田さんでごはんを食べて、お茶して解散しました。雨は午後から止んで、山の靄がよくって、乙な紅葉を楽しめました。足腰はクタクタになりましたが。(詳細

三室戸寺のピックアップポイント

アジサイライトアップ

夏の夕闇に浮かぶ幻想的な世界

関西でも珍しいアジサイのライトアップで、昼間とは異なる風情を楽しめる。19時以前にアジサイ園に入場しても、再入場することになるので注意。

時期:6月中旬~6月下旬の土日(要確認)
時間:19:00~21:00(最終受付20:30)
詳細:公式HP

ハス酒を楽しむ会

健康・長寿を願う夏の風物詩

蓮の葉に酒を注ぎ、茎をストローにして飲む夏の慣例行事。健康や長寿、暑気払いに効ありと伝わる人気のイベントで、先着順のため早めに訪れたい。

日程:例年7月10日前後(要確認)
時間:9:00~12:00(先着300名)
料金:500円(要別途拝観料)
詳細:公式HP

三室戸寺のハス酒を楽しむ会

Photo by 三室戸寺

観音様の足の裏を拝する会

人間味あふれる観音様の足の裏

観音様の背面を公開する秋の特別拝観。観音様は正座した珍しい姿で、衣の裾から覗く足の裏を拝することができる。

時期:11月~12月上旬頃の土・日・祝(要確認)
時間:300円(要別途拝観料)
詳細:公式HP

三室戸寺の観音様の足の裏を拝する会

花の茶屋

季節の花をのんびりと愛でながら

ツツジ、シャクナゲ、アジサイの期間のみ営業する境内の和風茶店。パフェやかき氷、茶そば、ぜんざい、ひやしあめなどの軽食や甘味を味わえる。

時期:例年4月中旬~7月中旬
時間:8:30~16:30(アジサイライトアップ期間は19:00~21:00も営業)
詳細:公式HP食べログ

三室戸寺の花の茶屋

Photo by 京写真AC

かぐや姫守

かぐや姫のような可愛く愛される人に

竹の中に赤ん坊が入った縁結び守り。かぐや姫の名付けの親はこの地にいた三室戸斎部秋田という翁で、身に付ければ良縁に恵まれる。竹の色は、黄色、緑、ピンクの3色。

初穂料:500円

三室戸寺のかぐや姫守

三室戸寺の基本情報

アクセス京阪電気鉄道宇治線「三室戸駅」から徒歩15分
住所〒611-0013 京都府宇治市菟道滋賀谷21
地図
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電話番号0774-21-2067
定休日▼ 無休(宝物殿は毎月17日のみ公開)
拝観時間【4月1日~10月31日】8:30~16:30(最終受付16:00)
【11月1日~3月31日】8:30~16:00(最終受付15:30)
※宝物殿は9:30・10:30・11:30・13:00・14:00・15:00から各20分
拝観料【境内】大人500円、小人300円
【宝物殿】300円
所要時間(目安)通常時は30分程度、アジサイ・ツツジの時季は1時間程度
クレジットカード
駐車場あり(300台 ※1回500円)
ホームページ三室戸寺公式HP
三室戸寺(Wikipedia)
三室戸寺(境内地図)
三室戸寺(花の開花情報)
備考

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