だいごじ
醍醐寺
(醍醐)
桜が咲き乱れる「花の醍醐」
醍醐寺は、豊臣秀吉の「醍醐の花見」で有名な世界遺産の寺院。現在も京都随一の名所として知られ、日本さくら名所100選に選定されている。醍醐山一帯を寺域とし、山上は上醍醐、山麓は下醍醐と呼ばれ、それぞれのエリアに国宝や重要文化財の伽藍が立ち並ぶ。京都最古の五重塔や桃山文化を今に伝える三宝院、秀吉自ら設計した庭園など見所が多く、桜の時期には醍醐の花見を再現した豊太閤花見行列が行われる。
醍醐山一帯に広がる大寺院
醍醐寺は、874年に聖宝によって創建された真言宗醍醐派の総本山。聖宝が醍醐山で醍醐水の霊泉を得て建立した堂が起源で、907年に醍醐天皇の御願寺となり、上醍醐と下醍醐に伽藍が建立された。その後、応仁の乱などで下醍醐は荒廃するも、豊臣秀吉によって再建され今日に至っている。
◆◆Attention◆◆
上醍醐までは登山道を1時間程登るため、歩きやすい靴が必要。