ふしみのももやまのみささぎ
伏見桃山陵
(伏見)
伏見城本丸跡地に眠る明治天皇
伏見桃山陵は、1912年に造られた明治天皇の陵墓。豊臣秀吉が築いた伏見城の本丸跡にあり、明治天皇の遺言によって京都に造られたといわれる。広大な敷地は森に覆われ、玉砂利が敷かれた参道を進んで230段の石段を登った場所に陵墓が築かれている。陵墓は古制に則った上円下方墳で、下段の方形の一辺は約60m、上段の円形の高さは約6.3mとなっている。また、隣接する東側には昭憲皇太后の伏見桃山東陵、麓には明治天皇が崩御された際に殉死した乃木希典を祀る乃木神社がある。
◆◆Attention◆◆
・石段を登らないルートもある(地図)。
・正月三が日のみ特別参拝として、柵の内側の参拝路が開放される(9時~16時)。