醍醐寺の桜
(3月下旬~4月中旬)
豊臣秀吉が「醍醐の花見」を開いたことで有名な京都随一の名所。早咲きのカワヅザクラに始まり、シダレザクラ、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、ヤエザクラなど、約800本の多彩な桜が順に咲き、3週間に渡って花見を楽しめる。中でも、霊宝館の枝幅約25mの巨大なシダレザクラ「醍醐深雪桜」や、三宝院の「太閤しだれ桜」と呼ばれる遅咲きのベニシダレザクラの巨木は見事。参道の桜のトンネルや金堂脇のヤマザクラなども美しく、憲深林苑の茶席では桜を眺めながら抹茶で一服できる(500円)。見頃は3月下旬~4月中旬で、例年4月の1週目頃が一番華やぐタイミング。また、4月の第2日曜日には醍醐の花見にちなんだ「豊太閤花見行列」が開催される。