とよくにじんじゃ
豊国神社
(京都駅周辺)
秀吉ゆかりの社で出世運を授かる
豊国神社は、1599年に創建された豊臣秀吉を祀る神社。秀吉が足軽から天下人にまで上り詰めたことにあやかり、出世や金運のご利益を授かれる。秀吉の馬印に因んだ瓢箪型の絵馬を奉納できることでも有名。また、現在でも豪華絢爛な面影が感じられる国宝の唐門や、秀吉ゆかりの文化財が収蔵された宝物館も必見。
約260年の荒廃期間を経て再建
豊国神社は、豊臣秀吉が埋葬された阿弥陀ヶ峰山腹に建てられた廟所が起源の神社。1615年に豊臣家が滅亡すると、徳川幕府が神社を破却し、参道がふさがれた。その後、1880年に明治天皇が「天下を統一しながら幕府を作らず、天皇を尊重した人物」と秀吉を賞賛し、方広寺大仏殿跡地であったこの場所に社が再建された。