くろだに こんかいこうみょうじ
くろ谷 金戒光明寺
(岡崎・銀閣寺周辺)
くろ谷さんで親しまれる浄土宗の大本山
地元ではくろ谷さんと呼ばれる金戒光明寺。約4万坪の広大な境内には、巨大な山門や重要文化財の三重塔、仏像彫刻に用いた「のみ」が納められた「のみおさめ如来」など、数多くの見所がある。桜や紅葉も美しく、本数は少ないものの、境内が広いためゆったりと鑑賞できる。
浄土宗最初の寺院で新選組ゆかりの地
金戒光明寺は、1175年の創建で知恩院と並ぶ格式を誇る。宗祖・法然が結んだ草庵を起源とし、山門には「浄土真宗最初門」の扁額が掲げられている。また、幕末の1862年には、京都守護職に就任した会津藩主・松平容保の本陣が置かれ、松平容保から名前を賜ったとされる会津藩預かりの「新選組」ゆかりの地としても知られている。