じんごじ
神護寺
(高雄)
一足早く楽しめる京都有数の紅葉名所
神護寺は、824年に創建された真言宗の古刹。和気清麻呂が建立した高雄山寺と神願寺を合併して神護寺と改めたのが起源で、空海が14年間住持し、最澄が法華経の講義をした地として知られている。高雄山の中腹に位置する広大な境内は、京都で最も早く紅葉が見られる名所であり、11月中旬には一帯が燃えるような紅葉で包まれる。常時拝観できる薬師如来立像(国宝)をはじめ、五大虚空蔵菩薩像や教科書で有名な伝源頼朝像(共に国宝)など、貴重な文化財を数多く所有している。また、神護寺が発祥の地とされる厄除け祈願のかわらけ投げもできる。
◆◆Attention◆◆
参道は長い石段になっているため、歩きやすい靴が望ましい。