みょうかくじ
妙覚寺
(西陣)
静寂に包まれた紅葉の隠れた名所
妙覚寺は、1378年創建の日蓮宗京都十六本山の一つ。妙顕寺の僧・日実が、教義や後継問題を巡る対立から妙顕寺を離れ、信徒の豪商・小野妙覚の外護を受けて創建したのが始まり。本能寺の変の際、織田信長の嫡男・信忠の宿舎だったことで知られている。境内には、聚楽第の遺構の一つと考えられている貴重な大門があり、静かな雰囲気の中で紅葉を鑑賞できる穴場でもある。また、一足早く見ごろを迎える早咲きのシダレザクラや、遅咲きの見事なヤエベニシダレザクラも楽しめる。
◆◆Attention◆◆
・本堂や庭園は行事等で拝観できないことが多々あるため、事前に電話確認してから参拝するのが望ましい。
・「写真撮影だけが目的の場合は拝観禁止」となっているが、キチンと本尊に参拝した上で、適度に撮影することは可能。
Photo by kazuhiro715…
Photo by 西陣に住んでます