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修学院離宮

しゅがくいんりきゅう

修学院離宮

(一乗寺・修学院)

周囲の景色を取り込んだ美を極めた庭園

修学院離宮は、1653年に後水尾天皇の指示により造営された皇族専用の別邸。545,000㎡にも及ぶ広大な敷地は、下離宮・中離宮・上離宮の3つの庭園で構成され、格式高く洗練された建造物や内装など、随所に後水尾天皇の美学が生かされている。また、谷川を堰き止めて作られた浴龍池を中心に、背後にそびえる比叡山や周囲の田畑など自然を取り込んだ美しい景観も魅力。紅葉の名所でもあり、特に池の周囲や紅葉谷と呼ばれるスポットは紅葉樹が多く見応えがある。

◆◆Attention◆◆

・参観は、希望月の3ヶ月前から開始される事前予約制。往復はがきまたは公式HPからの申し込みが必要となる。
・18歳以下の見学は不可。
・急な斜面の登り下りがあるので、動きやすい服装が望ましい。

修学院離宮の主な見所

施設地図

修学院離宮の下御茶屋(下離宮)

下御茶屋(下離宮)

苔むした緑の前庭と美しく閑静な御座所

参観入口から最初に訪れる庭園。創建当時には、彎曲閣蔵六庵という建物があったが、比較的早い時期に失われ、現在では寿月観のみが残されている。寿月観は、後水尾天皇行幸した際の御座所として使われた建物で、「寿月観」の額は、後水尾天皇によって書かれた。

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修学院離宮の中御茶屋(中離宮)

中御茶屋(中離宮)

簡素ながらも趣を感じる建造物

1885年に修学院離宮に編入されるまでは尼寺として使われていた庭園。楽只軒の前には小さな池や石橋があり、他の庭園とは一味違った趣を感じさせる。隣接する客殿内には、互い違いに配された「霞棚」と呼ばれる棚があり、これは桂離宮の桂棚、醍醐寺三宝院の醍醐棚とともに「天下の三棚」と呼ばれている。

修学院離宮の上御茶屋(上離宮)

上御茶屋(上離宮)

京都の街と広大な池の風景を望む

龍が泳げるほど広い、という意味が込められた「浴龍池」を中心とした、池泉回遊式庭園。池との標高差10mのところに建つ隣雲亭は、池全体を見渡せるほか、京都市内も望める眺望の良いスポット。また、池の中島に建つ窮邃亭は、創建当時から唯一現存している貴重な建物。軒下にある「窮邃」の額は、後水尾天皇による筆と言われている。

修学院離宮の季節の花の見頃

11月中旬~11月下旬

修学院離宮の紅葉

紅葉

敷地内の紅葉樹はカエデが中心。上離宮に架かる土橋付近は、紅葉谷と呼ばれる人気スポット。

Photo by phuwa' kit…

修学院離宮の基本情報

アクセス叡山電鉄叡山本線「修学院駅」から徒歩20分。
京都駅から市バス「5系統」乗車約55分、「修学院離宮道」下車徒歩15分。
住所〒610-1104 京都府京都市左京区修学院藪添
地図 施設地図を見る  大きな地図を見る  周辺のスポットを探す
電話番号075-211-1215(宮内庁京都事務所参観係)
定休日▼ 土曜日(6~9月と12~2月の第1・2・4週)、日曜日、祝日
時間9:00~、10:00~、11:00~、13:30~、15:00~
料金無料
所要時間(目安)1時間20分程度
クレジットカード
駐車場なし
ホームページ修学院離宮公式HP
修学院離宮(Wikipedia)
修学院離宮(施設地図)
備考

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