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本隆寺

ほんりゅうじ

本隆寺

(西陣)

春色に包まれる桜の穴場スポット

本隆寺は、1488年に日真によって創建された法華宗真門流の総本山日真が師であった妙顕寺日具法華経の解釈の違いから対立し、独立して草庵を結んだのが起源。1730年と1788年の大火で西陣一帯が焼け野原となった際、本堂や祖師堂などが焼失をまぬがれたことから、「不焼寺」とも呼ばれている。春には桜が境内を華やかに染め上げ、夏には京都有数のサルスベリの大木が燃えるように咲き誇る。また、皮や葉を枕の下に敷くと夜鳴きが止まるとされる「夜泣き止めの松」などもある。

本隆寺の主な見所

本隆寺の本堂

本堂

当時の様式を伝える歴史的な建築

1657年の再建された、京都の日蓮諸宗本山寺院の中で最古の建物(重文)。本格的な七間堂で柱は太く均整のとれた姿を持ち、平面構成は日蓮系仏堂の特徴を良く表している。本堂の西側に並び立つ祖師堂(重文)も、本堂に続いて建てられたもので、京都府内の日蓮諸宗寺院では最も古い。本堂と祖師堂が並立する配置は日蓮諸宗寺院の代表的配置の一つであり、江戸時代前期から中期にかけての日蓮諸宗寺院の一様相を示している。

本隆寺の夜泣き止めの松

夜泣き止めの松

夜泣きを止めた伝説が残る

祖師堂の前に植えられている松の木。皮や葉を枕の下に敷くと夜鳴きが止まるとされている。この木には『1532年、五世住職・日諦が婦人より乳児の養育を頼まれ、その子を寺で預かった。乳児は夜中になると母を慕って泣くため、困った日諦が乳児を抱いてこの松の周囲を回ると、不思議なことに夜泣きが収まった。その後、その子供は立派に成長し七世住職・日脩となった』という伝説がある。

本隆寺の季節の花の見頃

3月下旬~4月上旬

本隆寺の桜

見応えのあるソメイヨシノの大木が境内の所々を華やかに染め上げ、信徒会館前ではベニシダレザクラが咲き誇る。比較的ゆっくり鑑賞できる穴場スポット。

8月中旬~9月上旬

本隆寺のサルスベリ

サルスベリ

本堂の両側に紅白のサルスベリがあり、見事な花を咲かせる。特に紅色のサルスベリは京都でも有数の大木で、燃えるように咲き誇る。

Photo by 京都フリー写真素材

11月下旬~12月上旬

本隆寺の紅葉

紅葉

境内奥の信徒会館前のタカオカエデは、京都市の保存樹に指定された見事な大木。本堂前の大銀杏も見事だが、2013年に枝を切り落としたため現在は成長途中。

本隆寺の基本情報

アクセス京都駅から市バス「206系統」乗車約31分、「千本上立売」下車徒歩5分
京都駅から市バス「101系統」乗車約27分、「今出川大宮」下車徒歩7分
京都駅から市バス「50系統」乗車約30分、「千本今出川」下車徒歩10分
京都市営地下鉄烏丸線「今出川駅」から徒歩17分
住所〒602-8447 京都府京都市上京区紋屋町330
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電話番号075-441-5762
定休日▼ 無休
拝観時間【4月~9月】5:30~18:00
【10月~3月】6:00~18:00
拝観料無料
所要時間(目安)20分程度
クレジットカード
駐車場なし
ホームページ本隆寺公式HP
本隆寺(Wikipedia)
備考

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