うめのみやたいしゃ
梅宮大社
(桂離宮・鈴虫寺周辺)
咲き乱れる四季折々の花々
梅宮大社は、奈良時代の創建と伝わる古社。境内には3つの庭園(神苑)があり、回遊式の苑内を散策しながら季節の花を愛でることができる。中でも新緑・カキツバタ・ハナミズキとの共演が華やかなツツジや、境内一円に約550本が咲き乱れる梅は、京都有数の名所。また、ハナショウブも見事で、サツキやスイレン、アジサイとの共演が楽しめる。
古来より信仰される授子安産の神社
梅宮大社は、奈良時代に橘氏の祖・橘諸兄の母・県犬養三千代が橘氏の氏神として創建したのが起源。もとは現在の綴喜郡にあったと伝わるが、平安時代前期に檀林皇后によってこの地に遷されたとされる。祭神の4柱は古来より子宝・安産や酒造の神として信仰されており、境内には檀林皇后がまたいで子を授かったと伝わる霊石「またげ石」がある。また、猫が多いことでも知られ、猫好きに人気のスポットとなっている。
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