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岩屋寺

いわやじ

岩屋寺

(醍醐)

大石内蔵助が隠れ住んだゆかりの地

岩屋寺は、忠臣蔵で有名な大石内蔵助ゆかりの寺院。内蔵助が仇討ちのために江戸へ立つまで隠棲した地として知られ、大石寺とも呼ばれている。本尊・大聖不動明王像は内蔵助の念持仏だったと伝わっており、内蔵助の遺品や遺髪塚、邸宅の廃材で建てた茶室・可笑庵、お手植えの梅など、ゆかりのものが数多く残されている。境内は静寂に包まれた落ち着いた雰囲気で、春は見事なシダレザクラ、秋は風情ある紅葉が楽しめる穴場でもある。毎年12月14日に行われる「山科義士まつり」も有名。

岩屋寺の主な見所

岩屋寺の本堂

本堂

大石内蔵助ゆかりの品々

本尊の大聖不動明王像を祀る堂。本尊は円珍の作とされる秘仏で、大石内蔵助念持仏だったと伝わる。また、木像堂には、浅野内匠頭位牌や四十七士の木像・位牌、内蔵助の遺品などが安置されている。他にも、内蔵助の遺髪塚や邸宅址、邸宅の廃材で建てた茶室・可笑庵、討ち入りに使用された槍など、内蔵助に関する様々なものがある。

岩屋寺の季節の花の見頃

3月中旬~3月下旬

岩屋寺の梅

茶室・可笑庵の前にある老梅が華やかに咲き誇り、春の訪れを告げる。この梅の木は、大石内蔵助のお手植えと伝わっている。

3月下旬~4月上旬

岩屋寺の桜

高台にある大石内蔵助邸宅跡で、大きく枝を広げる立派なシダレザクラが咲き誇る。山科の街や遠くの山々も一望でき、ベンチに座りながらのんびりと楽しめる。

11月下旬~12月上旬

岩屋寺の紅葉

紅葉

参道ではモミジやイチョウが鮮やかに色づき、イチョウの落葉も風情がある。人が少なく、静かに楽しめる隠れスポット。

岩屋寺のピックアップポイント

山科義士まつり

赤穂四十七士を山科の人々が偲ぶ

赤穂義士が討ち入りをした12月14日に行われる祭り。毘沙門堂から岩屋寺、大石神社へと、討ち入り装束に身を固めた義士隊の行列が山科の街を練り歩く。道中では「刃傷松の廊下」や「切腹」、「連判状改め」などの討ち入りの様子を再現した芝居も行われ、境内では大石内蔵助大石主税瑤泉院らが代表礼拝をする。

日時:毎年12月14日 10:00~15:00
詳細:公式HP

岩屋寺の山科義士まつり

岩屋寺の基本情報

アクセス京都市営地下鉄東西線「椥辻駅」から京阪バス「17系統」乗車約4分、「大石神社」下車徒歩8分
住所〒607-8308 京都府京都市山科区西野山桜ノ馬場町96
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電話番号075-581-4052
定休日▼ 無休
拝観時間9:00~16:30
拝観料【境内】無料
【本堂・木像堂】400円
所要時間(目安)20分程度
クレジットカード
駐車場あり(5台 ※無料)
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備考

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